ゲスト OS の移植 - VMWare 17 → VirtualBox 7.1 への移植 - 起動


 クラウディア


1. 概要
2. 起動・ネットワークの有効化
3. VMWare Tools
4. VirtualBox Guest Additions

1. 概要

 前ページで、設定が終わりましたので、起動します。

2. 起動・ネットワークの有効化

 特に問題なく、起動できると思います。  起動できない場合は、設定をみなおしましょう。  起動した時点で、ネットワークが無効化されておりました。  デバイスは認識しているようです。  デスクトップが「GNOME」ですので、「GNOME」の設定で、ネットワークを有効化したら、つながりました。  状況によっては、ログインしても強制的にログアウトさせられることがあります。  「Ubuntu 24.04 XFCE」でそういう状況になったのですが、これは、「apt update」「apt upgrade」で更新したら、ログインできるようになりました。

3. VMWare Tools

 「VMWare Tools」がインストールされ、有効化されている場合、悪さをすることがあります。  以下、「root」ユーザ権限で。  「Ubuntu 24.04 XFCE」では、「VMWare Tools」の有無を。

dpkg-query -s open-vm-tools
 で、確認することができます。  インストールされている場合は、下記のコマンドでアンインストールします。

apt-get --purge remove -y open-vm-tools
 アンインストールしたら、「dpkg-query -s open-vm-tools」の結果が。

dpkg-query: パッケージ 'open-vm-tools' はまだインストールされておらず情報の利用は不可能です
Use dpkg --info (= dpkg-deb --info) to examine archive files.
 てな感じになります。

4. VirtualBox Guest Additions

 起動できたら、この時点で、「VirtualBox Guest Additions」がインストールされていませんので、インストールします。  設定により、光学ドライブがない場合があります。  その場合は、「VirtualBox」の設定で、光学ドライブを追加します。  「VirtualBox Guest Additions」のインストールに関しては、「VirtualBox - Guest Additions インストール」をご参照ください。