Visual Studio 2010 - C# - オートフォーマットを無効にする
- 1. 現象
- 2. 設定方法
1. 現象
C# のソースをエディットしていて、行末のセミコロン入力時、段落のカッコ閉じの時、クリップボードのデータをペースト時に、自分のスタイルで整形していたソースの空白位置がずれたりすることがあります。
これは「偉大なるマイクロソフト様」が用意してくださっている、オートフォーマット機能によるものです。
人によってはありがたいのでしょうが、自分のスタイルと異なるときは、いささか困ってしまうのです。
例示しにくいのですが・・・。
ax01 = 1;
ax0301 = 1;
のようなソースがあって、上下を理解するためにカラムをそろえています。
1行目をコピーして似たような、しかし、長さの異なる変数にたいして同じような処理を繰り返すとき、1行目をコピーしてペーストすると
ax01 = 1;
ax01 = 1;
ax0301 = 1;
のように。まあ不要な空白ですが、可読性向上のために必要であったものが前詰めにされてしまうのです。
2. 設定方法
これを無効にするには
「ツール」→「オプション」で「オプション」ダイアログを開いて
「テキストエディター」→「C#」→「書式設定」→「全般」で
無効にしたい機能のチェックを外して「OK」
ただし、別の項で設定している「Visual Assist」を使っている場合は、そちらの機能でオートフォーマットされることがありますので、それらを無効にするには「clr で補完機能を使用する Visual Assist」の方を参考にしてください。
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