Ubuntu Kylin - 21.10 - 日本語入力

クラウディア 
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. 確認

1. 概要

 日本語入力は、「IBus」がデフォルトでインストールされ、Win+Space が切り替えキーで設定されているようなのですが、切替できません。  「fcitx5」をインストールして使用します。

2. インストール

 「Synaptic」を起動して、「IBus」を検索して、下記のパッケージと依存するパッケージをアンインストールします。 ・ibus ・gir1.2-ibus ・fcitx  次に、「fcitx」を検索して、下記のパッケージをインストールします。  (もしかしたら、「fcitx-mozc」以外は、デフォルトでインストール直後) ・fcitx5 ・fcitx5-mozc

3. 設定

 他の多くのデスクトップは、設定は必要ありませんが、「Xubuntu」と並んで、「Ubuntu Kylin」は、「fcitx5」が自動起動してくれません。  ログインユーザで。

mkdir -pv ~/.config/autostart

sh
cat << 'EOF' >> ~/.config/autostart/fcitx5.desktop
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Version=0.9.4
Type=Application
Name=fcitx5
Comment=
Exec=/usr/bin/fcitx5
OnlyShowIn=XFCE;
RunHook=0
StartupNotify=false
Terminal=false
Hidden=false
EOF
exit
 なんでか、「sxhkd」あたりは、これで自動起動できるのに、さらに、設定を開いて  「System」
「Ubuntu Kylin 21.10」-「設定」

 「Auto Boot」タブで
 「add autoboot app」

「Ubuntu Kylin 21.10」-「設定」「System」

 ダイアログが開きます。
 「Program name」に「fcitx5」を入力
 「Program exec」の「Open」で、ファイル選択ダイアログが開きますので
 項目の頭で作成した「fcitx5.desktop」を選択します。
 (隠しファイルを表示しないと「~/.config」が見えませんのでご注意)

「Ubuntu Kylin 21.10」-「add autoboot Program」

 「fcitx5」が有効になっていることを確認します。

「Ubuntu Kylin 21.10」-「設定」「System」「Auto Boot」

4. 確認

 ログインし直すと、日本語入力が有効になっています。
「Ubuntu Kylin 21.10」-「日本語入力確認」

 Ctrl+Space もしくは 半角/全角 で入力切り替えを行います。
 変更する場合は、「デスクトップ環境構築 - 共通事項 - 日本語入力 - 入力切り替えキーの変更」をご参照ください。

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