Python - MenuMaker 日本語化 - その後の修正 - インストール

 クラウディア
1. 概要
2. インストール
3. 再起動・シャットダウン有効化
4. モジュール展開

1. 概要

 本プログラムは、「FreeBSD」以外でも動作できればいいと思っていますが、今のところ、「FreeBSD」でしか動作実績は、ありません。  「FreeBSD」のオペレーティングシステムとデスクトップ環境を整えるまでは、「FreeBSD - デスクトップ環境構築」の対象とするデスクトップ環境の記事をご参照ください。  ここで対象とするデスクトップ環境は、以下のものです。 ・Fluxbox ・IceWM ・JWM ・Openbox  「MenuMaker」本体は、この他、「BlackBox」「PekWM」「Deskmenu」「Xfce」「WindowMaker」も対象としていますが、それらは、わたし自身が扱ったことがなかったりするものであります。  「Xfce」は、別にデスクトップ環境自体で、独立した優秀なメニューを持っているので、必要ないと考えています。  「FreeBSD」で、以降に示すページのソースをインストールして動作させるには、別途次項のパッケージをインストールする必要があります。

2. インストール

 インストールするパッケージは、以下のものです。
 パッケージ名    目的     備考  
curl 別途モジュールをダウンロードするため
ImageMagick7 アイコンファイル変換用 デスクトップには「.png」「.svg」を
表示できないものがあります
menumaker 「MenuMaker」本体
sudo ログインユーザで、再起動・シャットダウンを有効にするため
papirus-icon-theme 足りないアイコンを埋めるためのアイコンテーマ

 インストールは、一気にやってしまって問題ありません。


pkg install -y curl ImageMagick7 menumaker sudo papirus-icon-theme

3. 再起動・シャットダウン有効化

 ログインユーザに、再起動・シャットダウンの権限を与えておきます。  「root」ユーザで

visudo
 上下どちらかを記述します。

%グループ名 ALL=(ALL) NOPASSWD: /sbin/poweroff, /sbin/reboot
ユーザ名 ALL=(ALL) NOPASSWD: /sbin/poweroff, /sbin/reboot
 当然、ログインするユーザのグループまたはユーザ名になります。

4. モジュール展開

 前項までの作業が終われば、モジュールをダウンロードして解凍します。

cd
curl http://freebsd.sing.ne.jp/download/jmenumaker/jmenumaker-0.6.tar.gz2 --output ~/jmenumaker-0.6.tar.gz2
tar -xjf jmenumaker-0.6.tar.gz2
 「root」ユーザで、元ファイルの書き換え(ディレクトリは、上記のログインユーザのホームディレクトリをカレントディレクトリとして)

cp jmenumaker/extra/CLI.py /usr/local/share/menumaker/MenuMaker/CLI.py
 以降は、ログインユーザで、プログラムインストール後に

python3.7 jmenumaker/jmmaker.py
 として、デスクトップをリスタートすれば、メニューへ反映されます。  (「python」のバージョンが変わることがあるのでご注意を)  デスクトップにより、上記のコマンド実行とデスクトップのリスタートをメニューに組み込めるものは、メニューに組み込んで、ワンクリックでメニューを更新できるようにしています。