コンピュータよもやま話 - ライセンス - 比較


クラウディア 


1. 概要
2. 商用利用における主要オープンソースライセンス比較
3. 商用利用時の「注意ポイント」
4. 実務上の指針
5. 参考サイト

1. 概要

 以上、ここまで紹介したものを、ざっくり「ChatGPT」くんに比較してもらいました。  あくまでこれは、「ChatGPT」くんの考えですよ。

2. 商用利用における主要オープンソースライセンス比較

ライセンス 商用利用 改変・再配布 ソース
公開義務
クレジット表記 特許の扱い 備考
Apache 2.0 自由(改変明示必要) 不要 必須(+NOTICE必要) 明示的に特許許諾あり 商用利用に法的安定性が高く、大企業で好まれる。
BSD 自由 不要 必須 明示なし シンプルで制限が非常に少ない。商用向き。
GNU GPL v3 自由 必要(派生物もGPLで公開) 必須 明示的に特許許諾あり コピーレフト。商用でも使えるが、ソース公開義務あり。
GNU LGPL v3 自由 条件付き(ライブラリの差替えを許可) 必須 明示的に特許許諾あり ライブラリ用途。商用ソフトに組み込みやすい。
MIT 自由 不要 必須 明示なし BSDとほぼ同等。最も短く簡潔。

3. 商用利用時の「注意ポイント」

ライセンス ソース
公開義務
クレジット表記 特許保護 商用製品に組み込み 法的安定性 備考
Apache 2.0 なし 必須(+NOTICE) 強い 容易 高い(特許含む)
BSD/MIT なし 必須 弱い 容易 高い(単純)
GPL / LGPL あり(LGPLは一部のみ) 必須 強い GPLは注意必要 強いが制限も多い

4. 実務上の指針

目    的 おすすめライセンス 備考
商用製品に組み込みたい(制限少なく) MIT / BSD / Apache 2.0
特許リスクを避けたい Apache 2.0
自社OSSを守りたい(他社も公開義務) GPL v3
OSSライブラリを商用ソフトにリンクしたい LGPL v3

5. 参考サイト

 本ページは、「ChatGPT」くんを参考にさせていただきました。