Visual Studio 2022 - ビルド - コピー

 クラウディア
1. 概要
2. .dll をコピー

1. 概要

 本ページでは、「Visual Studio 2022」でのビルド後のコピーについてメモします。  本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
C# でクラスライブラリの DLL をビルド後イベントで自動配布する #Windows10

2. .dll をコピー

 ソリューションが、アプリケーション(sampleAPR)とライブラリ(sampleDLL)のプロジェクトで構成されているものとします。  アプリケーションのプロジェクトから、ライブラリのプロジェクトを参照するのが、楽ではあるのですが。  ライブラリプロジェクトが出力した「.dll」を直接、参照させたいこともあります。  この場合、ライブラリプロジェクトの出力先の「.dll」を参照するのではなく。  ライブラリプロジェクトのビルド後に、アプリケーションプロジェクトの「Resources」フォルダにコピーして、アプリケーションプロジェクトからは、その「Resources」フォルダの「.dll」を参照させたい。  ライブラリプロジェクトのビルド後に、コピーを行うには。  ライブラリプロジェクトのプロパティを開いて。  「ビルド」→「イベント」
「Visual Studio 2022」-「プロジェクト」「プロパティ」

 「ビルド後のイベント」欄に、上記の例であれば、下記のように記述します。


xcopy /s /y /d "$(TargetPath)" $(ProjectDir)\..\sampleAPR\Resources\*
 これで、ライブラリプロジェクトのビルドが成功するごとに、アプリケーションプロジェクトのリリースを更新することになります。