バージョン管理 - Subversion - ログを編集可能に

クラウディア 
1. 概要
2. デフォルトの状態
3. 設定
4. 確認

1. 概要

 コミット時に、ログを記述したりしますが、ついうっかり忘れて、コミット後にログを編集したくなることがあります。  本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
TortoiseSVN で Subversion のコミットログを再編集できるようにする

2. デフォルトの状態

 デフォルトでは、ログは編集不可になっています。  わかりやすく「TortoiseSVN」で説明しますが・・・。  ログを表示して、ログメッセージのエリアを右クリック  「ログメッセージを編集」
「TortoiseSVN」-「ログ右クリック」

 なんか書いて
 「OK」

「TortoiseSVN」-「ログメッセージを編集」

 編集不可なため、エラーになります。

「TortoiseSVN」-「Subversion のエラー報告」

3. 設定

 編集可能にするには、サーバの設定をいじります。  サーバにログインして、「Subversion」のリポジトリのパス配下に「hook」というディレクトリがあります。  これを見ると、下記のようなファイルが存在します。

.   post-commit.tmpl  post-revprop-change.tmpl  pre-commit.tmpl  pre-revprop-change.tmpl  start-commit.tmpl
..  post-lock.tmpl    post-unlock.tmpl          pre-lock.tmpl    pre-unlock.tmpl
 「pre-revprop-change.tmpl」をコピーして、設定可能にします。  「hook」へ移動して。

cp pre-revprop-change.tmpl pre-revprop-change
chown www:www pre-revprop-change
chmod 744 pre-revprop-change
 「chown」のグループ名、ユーザ名はプラットフォームによって異なります。  ウェブサーバのデフォルトユーザにします。

4. 確認

 特にサーバを再起動する必要もありません。  先ほどと同じ操作をして、ログを書き換えることができました。
「TortoiseSVN」-「ログ編集後」

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