仮想化ソフトウェア - FreeBSD - bhyve - vm-bhyve インストール


クラウディア 


1. 概要
2. vm-bhyve インストール
3. vm 用の領域作成と設定
4. vm を起動(失敗)
5. vm を起動(やり直し)

1. 概要

 当初、なにもわかっていない状態で始めたのですが。  このときは、「bhyve」と「vm-bhyve」の関係性もよくわかっておりませんでした。  今は(2025年11月26日)、クリーンにわかっちゃるかというとそうでもないのですが・・・。  とりあえず、「vm-bhive」を「pkg」か「ports」でインストールする必要があるのです。

2. vm-bhyve インストール

 「root」ユーザ権限で。

cd /usr/ports/sysutils/vm-bhyve

make config
 「bhive」を使い始めた当初、2018年10月2日頃「FreeBSD 11.1 RELEASE」では、オプションは存在しなかったのですが。  2025年11月26日、「FreeBSD 14.3 RELEASE」には、オプションが存在します。

 「TMUX」は、ようわからんのですが。
 「Linux」を使う予定があれば、「BHYVE_FIRMWARE」「GRUB2_BHYVE」は、チェックをいれていれておくべし・・・。
 ですな。


cd /usr/ports/sysutils/vm-bhyve

make NO_DIALOG=yes

make install
 当初は、小さいモジュールのようで「あっ」ちゅうまに終わります。  インストール時のメッセージはメモとして残しておきます。

Installing vm-bhyve-1.2.3...
To enable vm-bhyve, please add the following lines to rc.conf,
depending on whether you are using ZFS storage or not. Please note
that the directory or dataset specified should already exist.

    vm_enable="YES"
    vm_dir="zfs:pool/dataset"

OR

    vm_enable="YES"
    vm_dir="/directory/path"

Then run 'vm init'.

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Please note, if upgrading from version 1.1, it is advised to shutdown guests
and restart the host in order to re-create all virtual switches using new identifiers.

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 「Linux」も使うのであれば、下記のものもインストールしておきます。  (上記は、以前に書いたものですが、本項のはじめの方の、オプションをつけていれば、これらも同時にインストールされるかと思います)  特にオプションは、変更しなくてもよいかと思います。

/usr/ports/sysutils/bhyve-firmware
/usr/ports/sysutils/edk2
/usr/ports/sysutils/grub2-bhyve

3. vm 用の領域作成と設定

 参考サイトによれば、「zfs」を使用して作業用の領域をとった方がいいらしいのですが、馬鹿なもんで未だに「zfs」をようわかっとらんので、通常の領域にします。

mkdir -pv /usr/vm
vi /etc/rc.conf
 以下の記述を追加。

vm_enable="YES"
vm_dir="/usr/vm"
vm_list=""
vm_delay="5"
 下の2行は、参考サイトの受け売り(まだ意味を理解していない)。

4. vm を起動(失敗)

 で、「vm」を起動したら。

service vm start
/usr/local/sbin/vm: ERROR: it doesn't look like your cpu supports bhyve (missing POPCNT)
 ええ。  「CPU」がサポートしていないの?  あわくって。

/var/run/dmesg.boot
 を読みなおす(抜粋)。

CPU: Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU     E7300  @ 2.66GHz (2660.05-MHz K8-class CPU)
  Origin="GenuineIntel"  Id=0x10676  Family=0x6  Model=0x17  Stepping=6
  Features=0xbfebfbff<FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,PAE,MCE,CX8,APIC,SEP,MTRR,PGE,MCA,CMOV,PAT,PSE36,CLFLUSH,DTS,ACPI,MMX,FXSR,SSE,SSE2,SS,HTT,TM,PBE>
  Features2=0x8e39d<SSE3,DTES64,MON,DS_CPL,EST,TM2,SSSE3,CX16,xTPR,PDCM,SSE4.1>
  AMD Features=0x20100800<SYSCALL,NX,LM>
  AMD Features2=0x1<LAHF>
  TSC: P-state invariant, performance statistics
 2コアじゃダメなの?(まぁ、そりゃそうか)  「Duo」だからだめなの?  なんか・・・手詰まりになってきた感じ・・・。

5. vm を起動(やり直し)

 ってことで、下記の環境で、仮想 on 仮想の環境を作ってやり直し。  元々のホスト。

CPU		Intel(R) Core(TM) i7-6500U CPU @ 2.50GHz 2.59 GHz
メモリ	16 GB
OS		Windows10 Home
 の上に。

VMWare	14.1.3
コア	2
メモリ	4GB
OS		FreeBSD 11.2 RELEASE
HDD		120 GB
 をのっけて、その中でやってみました。  前項までの手順を終えて。

service vm start
 でエラーが出なかったので「status」を見てみたら。

$ service vm status
vm is not running.
 とまぁ。  で、参考サイトを読み直して「start」でなく。

vm init
 というコマンドを使うのだと気づく。  しかし、「service」の「start」でも。

/usr/vm
 に必要なものはできておりました。

$ ls /usr/vm/
.  ..  .config  .iso  .templates

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