- 1. 概要
- 2. 状況
- 3. セキュリティ設定
- 4. グラフィックスコントローラ
- 5. わたしの環境のオチ
1. 概要
現象は、正にこのとおり。
以前から動きはよくなかったのですが、ホストマシンを「Windows11」にしてから、更に動きが悪くなった。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「VirtualBox 7 で Windows ゲスト OS がフリーズする (解決済み)」
「【解決済】Windos11ホストのVirtualBoxでゲストマシンが起動中にフリーズする・起動しない」
2024年11月5日、追記。
「VirtualBox 7.1.4」上に、ゲストとして、「Windows10」「Windows11」をインストールする際も、再起動で固まることがよくあります。
この現象にも、本項目を設定することで、やや改善します。
2. 状況
ホストマシンは、「Windows11 22H2」で、そこまで非力なマシンでもない。
コア 10、スレッド 16 で、メモリは、64 GB のせています。
ゲストマシンには、コア 6、メモリ 8 GB を割り当てました。
「VirtualBox」のバージョンは、「7.0.10」です。
上記のコア、メモリにするまでは、ログインもままならないような状況で。
やっとログインできるようにはなったものの、操作していると、よく固まってしまうのです。
3. セキュリティ設定
これは、参考サイトの真似をしているのですが、セキュリティ設定をいじるので、少し慎重にした方がいいでしょう。
タスクバーのセキュリティアイコンをクリックして。
「デバイスセキュリティ」
「コア分離」で「コア分離の詳細」
「メモリ整合性」のトグルスイッチをオフにします。
その後、再起動します。
この「メモリ整合性はオフです」のせいで、「Windows セキュリティ」のアイコンに、以降は「!」がつくことになります。
「!」を消したい場合は、「無視」をしておくことになります。
しかし、どうもこれ効果が現れたようには、思えないんだなぁ。
4. グラフィックスコントローラ
これは、「VirtualBox」のゲストの設定をいじるというもの。
下記は、別のゲストの設定ですが。
ゲストの設定で。
「ディスプレイ」「スクリーン」タブで。
「3D アクセラレーションを有効化」のチェックをはずし(これは、ずっとそうしているな)。
「グラフィックスコントローラ」をいったん、「VBoxVGA」にして。
起動後に、シャットダウン、一度、スナップショットを保存して。
その後「グラフィックスコントローラ」を「VBoxSVGA」に戻して運用するというもの。
これも効果があるのかどうか・・・よくわからない。
5. わたしの環境のオチ
以上の試してみて、だめだったのですが、わたしの環境の意外なオチ。
実は、「VirtualBox」や「VMware」の複数の環境を同時に使っておりますが。
すべて、同じ外付けの「USB」ハードディスクにインストールしております。
ふと思い立って、「Windows11」の仮想環境のクローンを「SDD」のハードディスクにつくって、起動したら。
少なくとも、それまでよりは、さくさく動く・・・。
なんてこった。
「SDD」は、あまり激しく使いたくないので、そこに仮想環境は、作りたくなかったんだがな・・・。
「Windows」だけは、「SDD」で使おうかと思っている次第です。
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