VirtualBox - 6.0.4 インストール - 5.2.6 から 6.0.4 へ移行
- 1. 概要
- 2. インストール
- 3. 環境の引継ぎ
- 4. スナップショットはどこへ行っちゃったの?
- 5. CPU の設定
1. 概要
わたしは、5.2.6 から 6.0.4 へのアップグレードインストールです。
そういうケースは多いかと思います。
新規インストールと違うような注意点でもあれば・・・と書き起こしています。
2. インストール
インストール自体は、マイナバージョンアップグレード時と、ほとんど同じでした。
「Extension Pack」のインストールを即されて、ネットワークインストールするのも同じです。
3. 環境の引継ぎ
一番、気にかかるのが、5.2.6 をインストールしていた、ホストマシン内のゲストの情報が 6.0.4 に引き継げるかということだったのですが・・・。
とりあえず、見た目は、引き継げているようです。
あとは、起動できるかですね。
4. スナップショットはどこへ行っちゃったの?
ゲストの一覧をながめていて、はたと気づいたのですが・・・。
スナップショットが見えない・・・。
不安になりましたが・・・。
「仮想マシン」→「Tools」→「スナップショット」で
スナップショットにお目にかかることができました。
ほっとしました。
5. CPU の設定
さて、5.2.6 で作成していた、ゲストを 6.0.4 で、起動してみたら。
これは Slackware の状態ですが・・・起動できない。
あわくって、他の仮想マシンを見てびっくり、たいてい 64bit の仮想マシンなのですが。
「無効な設定」「64bitゲストシステムにはハードウェア仮想化が必須です」とか書いてあります。
これは、VMWare でも同様ですが、BIOS の設定で、ハードウェア仮想仮想化を有効にしておかないと、64bit のゲストマシンが起動できないのです。
Windows10 他、ゲストが全滅です。
コアも2つ与えていたのが1つになってて、増やせない。
ダウングレードしなきゃならんのか、とか、10数個あるゲストを全部いちから作り直さなきゃならんのかとか、頭の中をぐるぐる駆け巡りました。
しかし。今まで、64bit 仮想マシンをばんばん動かしていたのですよ。
もともと有効にしてあるはずだよな。と思いながら、マシンを止めて、BIOS を見直す。
「VTx-Only」らしいが(自分のマシンがそうであることを初めて知る)少なくとも Virtualization が Disable ではないわな。
暗澹たる気持ちで、マシンを起動して、VirtualBox を起動して見直すと・・・あら不思議。
5.2.6 の状態に戻って起動できるようになっていたのです。
つまり、インストール後に、いったんホストマシンを再起動して、CPU や マザーボードを再認識させると、正常な状態に戻ったわけです。
わたしと同じ目にあう人に助言。
落ち着いて、ホストマシンを再起動してみましょう。
|
|