VMWare Player - ova ファイルの扱い

 クラウディア
1. 概要
2. ova ファイルのインポート

1. 概要

 オープン仮想フォーマット(Open Virtualization Format 略して OVF)のイメージを一つにまとめファイルとして OVA(Open Virtualization Format Archive)というファイルがあります。  「ウィキペディア - オープン仮想化フォーマット」を参照。  2018年現在は、オペレーティングシステムやディストリビューションのダウンロードファイルとして、ディスクイメージ(.iso)の他に、仮想フォーマットアーカイブ(.ova)をダウンロードできるようになっています。  これは、VMWare や VirtualBox で扱うことができます。

2. ova ファイルのインポート

 VMWare を起動して「仮想マシンを開く」でダウンロードした ova ファイルを開きます。
「VMWare Player」-「仮想マシンを開く」

 仮想マシン名と配置場所を入力して「インポート」

「VMWare Player」-「仮想マシンのインポート」

 「再試行」

「VMWare Player」-「インポートに失敗しました」

 インポートして起動しようとするとエラーとなりました。

「VMWare Player」-「使用できません」

 「.vmx」ファイルのバージョンが合っていないようです。
 使用している「VMWare」のバージョンが「6.0.7」で、「.vmx」ファイルのバージョンが「7.0」台のものであるせいのようです。
 上位互換がないのは仕方ない。
 エディタで手を加えます。


.encoding = "UTF-8"
virtualhw.version = "11"
 の2ヶ所を。

.encoding = "Shift_JIS"
virtualHW.version = "10"
 と書き換えてやります。  これでうまく起動できるようになりました。
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