- 1. 概要
- 2. 設定
- 3. 使い方
- 4. 参考サイト
1. 概要
「Google」でアカウントを作成しますと、自動的に、「GMail」のアドレスがもらえます。
「GMail」の使い方は、特にメモすることもないくらい、わかりやすいものかと思います。
ここでは、アプリケーションを使用して、「GMail」のメールを送信元として扱う場合のメモになります。
「GMail」は、デフォルトのアカウントのままでは、アプリケーションからメールを送信することができません。
アプリパスワードというものを設定する必要があります。
2. 設定
以前は、アカウント設定の画面から、アプリパスワード設定の画面へ移行できたのですが、いまはそのリンクが存在しません。
アカウントにログインした状態で、下記のアドレスを開きます。
https://myaccount.google.com/apppasswords
パスワードを入力して、「次へ」
「アプリ名」(なんでもよい)を入力して「生成」
「パスワード」が表示されます。
セキュリティ的に安全な場所へメモしておきます。
「完了」
3. 使い方
例えば、「C#」で作成したアプリケーションから、メール送信を行う場合。
下記のようなソースを書いて、送信することができます。
ここで使うパスワードは、デフォルトのパスワードでは「NG」になるので、前項で設定した、アプリパスワードを用いることになります。
System.Net.Mail.SmtpClient sc = new System.Net.Mail.SmtpClient();
// 送信サーバ
sc = new SmtpClient("smtp.gmail.com", 587);
sc.DeliveryMethod = System.Net.Mail.SmtpDeliveryMethod.Network;
sc.EnableSsl = true;
sc.UseDefaultCredentials = false;
// 送信者アカウント パスワード
sc.Credentials = new System.Net.NetworkCredential("アカウント名", "パスワード");
System.Net.Mail.MailMessage msg = new System.Net.Mail.MailMessage();
// 送信者・件名・本文
msg.From = new System.Net.Mail.MailAddress("アカウント名@gmail.com");
msg.Subject = "件名";
msg.Body = "本文";
msg.To.Add(new System.Net.Mail.MailAddress("送信先メールアドレス"));
try
{
// 送信
sc.Send(msg);
}
catch (Exception ex)
{
// 例外発生時の処理
}
finally
{
//後始末
msg.Dispose();
//後始末(.NET Framework 4.0以降)
sc.Dispose();
}
4. 参考サイト
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「Gmail の SMTP サーバーでメールが送れない? 基本認証廃止が原因かもしれません」
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