- 1. 概要
- 2. パーティションのリサイズ
- 3. 確認
1. 概要
馬鹿な話である。
「ALT Linux 9.0」をインストール時に、ディスクのパーティション作成を「おまかせ」にしていたら、こんなことになってしまったのだ。
ドライブの全体の容量は、「180 GB」割り当てているのである。
ところが、「SMPLayer」インストール時に、アップグレードしないと、「.mp4」が再生できないようなので、アップグレードしていたら、途中で、「ディスク容量が足りねい」と言われたのである。
「Gparted」を起動してみたら、こんなことになっておる。
ルート「/」が、全体で、「10 GB」しかない。
「/home」が、およそ、「170 GB」。
つまり、「/」が、全然足りねいのである。
インストール時に、自分でパーティションを作成しておくべきであった。
っていうか、イマドキおまかせで、こんなことってある?
うまくバランスをとるか、「swap」以外は、1つのパーティションにするのが、21世紀ではないのか?
2. パーティションのリサイズ
仕方ないので、「GPartedでパーティションを操作するには・改 - @IT」あたりを参考にして、パーティションのデザインを変えることにします。
稼働状態のシステムでパーティションは変えられないので、いったんシャットダウン。
インストールメディアをセットして、光学ドライブ優先で起動するように「BIOS」の設定を変更して起動。
(「Gparted」のあるものであれば、実は「ALT Linux」でなくてもよいはずだが、ここはまぁ、「ALT Linux」のものを使用)
起動します。
残念ながら、ロシア語は、何もわからないので、せめて「英語(US)」を選択しておいて
「Live CD」で Enter
起動したら・・・。
「スタート」→「System Tools」→「GParted」
うまいこと、ドライブをマウントできておるというのは、「ALT Linux」じゃなくて、「GParted」が偉いのね。
「/home」のあたるパーティションを選択して
「Partition」→「Resize/Move」
「Free Space ...」の個所に、「/」に割り当てたいサイズを入力して
「Resize/Move」
「OK」
☑のアイコン(日本語では「適用」ってやつですな)。
「Apply」
操作が進行していきます。
「Close」
「/home」側の最上位を選択して
「Partition」→「Resize/Move」
今度は、左端をつまんでスライドできるようになっています。
開けたところまで、スライドして、「Resize/Move」 から、さっきと同じ要領で適用します。
今度は「/」側を選択して、
「Partition」→「Resize/Move」
右側がスライドできるようになっているので、右をスライドして、とれる容量までスライドして、適用します。
これらが終わったらシャットダウン。
3. 確認
インストールメディアをはずして、起動します。
「Gparted」で、変更が適用されれいることを確認します。
めでたしめでたし。
|