- 1. 概要
- 2. 自動起動
- 3. 日本語化
- 4. 日付の表示形式
1. 概要
「Conky」は、「Unix」「Linux」で動作する、タスクマネージャです。
詳細は、「Conky - Wikipedia」をご参照ください。
2. 自動起動
本ディストリビューションでは、「Conky」は、デフォルトで、インストールされていますが、「XFCE」の自動起動のスクリプトは用意されていません。
ログインユーザで。
mkdir -pv ~/.config/autostart
sh
cat << 'EOF' >> ~/.config/autostart/conky.desktop
[Desktop Entry]
Exec=/usr/bin/sh -c "sleep 3 && /usr/bin/conky"
Icon=application-x-shellscript
Name=conky
Type=Application
Version=1.0
EOF
exit
「sleep」直後の数値は、ログイン後、「Conky」が起動するまでの時間(秒単位)です。
長すぎない程度で、デスクトップの描画が完全に終わる時間を調整します。
ログインしなおすと、ログインするとデスクトップ右に表示されますが。
悲しいかな、文字化けを起こしておる・・・。
3. 日本語化
あらかじめ、「fonts-migmix」のパッケージをインストールしておきます。
「fonts-migmix」のインストールに関しては、「antiX - 23.2 - 共通事項」をご参照ください。
vi ~/.conkyrc
最初に表示できていないので、一気に変更しちゃいます。
# Xft font when Xft is enabled
#xftfont gentium:size=12
#ftfont DejaVu Sans:size=10
xftfont DejaVu Sans:bold:size=9
#xftfont DejaVu Sans:size=9
文字化けしているので、フォントを変更。
# Xft font when Xft is enabled
#xftfont gentium:size=12
#ftfont DejaVu Sans:size=10
xftfont MigMix 1M:bold:size=10
#xftfont DejaVu Sans:size=9
変更後が、こんなです。

日時の表示形式が、日本人には違和感があります。
エディタを開いたまま、次項へ。
4. 日付の表示形式
後で、横幅が足りなくなるので
# Minimum size of text area
minimum_size 55
maximum_width 180
を下記へ
# Minimum size of text area
minimum_size 55
maximum_width 300
TEXT
${alignc}antiX
${alignc}${color8}${font DejaVu Sans:size=12}${time %I:%M} ${font} ${color}
${alignc}${time %a %d %b}
${alignc}Uptime: $uptime
を、下記へ変更します。
TEXT
${alignc}antiX
${alignc}${color8}${font DejaVu Sans:size=12}${time %I:%M} ${font} ${color}
${alignc}${time %b %d日 (%a)}
${alignc}Uptime: $uptime
最下部に「ディストリビューション」「デスクトップ」「Conky バージョン」「アドレス」を表示します。
${alignc}${execi 1000 persist-enabled}
の下に下記の行を追加します。
Description:${execi 999999 lsb_release -ds}
Desktop :${execi 999999 echo $XDG_CURRENT_DESKTOP}
Conky :$conky_version
Local IP :${addr eth0}
Global IP :${execi 999999 curl -s inet-ip.info}
変更後、下記のように表示されます。
透明化していないので、透明化しようと、ちょっといじってみましたが、今回は実現できませんでした。
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