- 1. 概要
- 2. 共通事項
- 3. カスタマイズ前後
- 4. Welcome App
- 5. 設定の書き換え
1. 概要
基本的な操作やカスタマイズ方法について、記述します。
2. 共通事項
「ArcoLinux」での共通的な操作に関しては、「Linux - ArcoLinux - 24.07.01 - 概要・共通事項」をご参照ください。
「awesome」の共通的な操作やカスタマイズ方法については、「awesome - 共通事項」をご参照ください。
本プラットフォームでは、以下の項目を適用しました。
・画面キャプチャ
・ウィンドウの配置やサイズ
・メニュー
・フォント
・自動起動
デフォルトの mod は、Win になっています。
そのまま使います。
画面キャプチャについて、「mate-screenshot」のみが動作しますが、「-w」オプションがこけるので、全画面モードで開いて、操作して、アクティブウィンドウを取り直します（面倒くせぇ）。
画面配置は、デフォルトをフローティングウィンドウにしています。
メニューは、今回は、組み込みメニューをカスタマイズしました。
フォントは、メニューのテーマをいじっています。
3. カスタマイズ前後
デフォルトのデスクトップに右クリックメニューを表示した状態です。
いつもは、「Conky」の設定は、最後の方でやっていますが、文字化けしていますので、速めにやりたいところです。
mod+d でこういうメニューも表示できます。
カスタマイズ後のデスクトップに右クリックメニューを表示した状態です。
アイコンがつけきれていないのが、満足しかねるところですが・・・
前回から、メニューカテゴリのアイコンが表示できないし、アイコンテーマを変更できなくなっています。
4. Welcome App
ログインするたびに「Welcome App」というダイアログが表示されます。
表示されないようにするには、「Autostart」のチェックをはずして、閉じます。
「Welcome App」は、メニュー内に見つけられません。
端末を開いて、
/usr/local/bin/arcolinux-welcome-app
で、起動します。
5. 設定の書き換え
今回、「awesome - 共通事項」では、まかなえないくらい、あれこれいじっていますので、ここに記録しておきます。
キー定義に関しては、上記に書いていますので、ここでは省略します。
vi ~/.config/awesome/rc.lua
--local menubar = require("menubar")
コメントアウトされているものを生かして、本来の「menubar」を有効にします。
local menubar = require("menubar")
beautiful.init(theme_path)
-- modkey or mod4 = super key
フォントを設定。
beautiful.init(theme_path)
beautiful.font = "MigMix 1M Regular 10"
beautiful.notification_font = "MigMix 1M Bold 14"
-- modkey or mod4 = super key
awful.layout.suit.tile.left.mirror = true
awful.layout.layouts = {
awful.layout.suit.tile,
awful.layout.suit.floating,
フローティングウィンドウ表示をデフォルトに。
awful.layout.suit.tile.left.mirror = true
awful.layout.layouts = {
awful.layout.suit.floating,
awful.layout.suit.tile,
-- {{{ Menu
local myawesomemenu = {
{ "hotkeys", function() return false, hotkeys_popup.show_help end },
{ "arandr", "arandr" },
}
awful.util.mymainmenu = freedesktop.menu.build({
before = {
{ "Awesome", myawesomemenu },
--{ "Atom", "atom" },
-- other triads can be put here
},
after = {
{ "Terminal", terminal },
{ "Log out", function() awesome.quit() end },
{ "Sleep", "systemctl suspend" },
{ "Restart", "systemctl reboot" },
{ "Shutdown", "systemctl poweroff" },
-- other triads can be put here
}
})
メニュー表示を変更。
（ここに最も多く、手を入れています）
-- {{{ Menu
local myawesomemenu = {
{ "キー定義", function() return false, hotkeys_popup.show_help end },
{ "arandr", "arandr" },
}
awful.util.mymainmenu = freedesktop.menu.build({
before = {
{ "Awesome", myawesomemenu },
--{ "Atom", "atom" },
-- other triads can be put here
},
after = {
{ "端末", terminal },
{ "ログアウト", function() awesome.quit() end },
{ "スリーブ", "systemctl suspend" },
{ "再起動", "systemctl reboot" },
{ "シャットダウン", "systemctl poweroff" },
-- other triads can be put here
}
})
-- {{{ Mouse bindings
root.buttons(my_table.join(
awful.button({ }, 3, function () awful.util.mymainmenu:toggle() end),
awful.button({ }, 4, awful.tag.viewnext),
awful.button({ }, 5, awful.tag.viewprev)
))
-- }}}
デスクトップ上、マウス左クリック、右クリックで作成したメニューを表示するようにします。
-- {{{ Mouse bindings
root.buttons(my_table.join(
awful.button({ }, 1, function () mymainmenu:toggle() end),
awful.button({ }, 3, function () mymainmenu:toggle() end),
awful.button({ }, 4, awful.tag.viewnext),
awful.button({ }, 5, awful.tag.viewprev)
))
-- }}}
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