elementary OS - 6.1 - XFCE - タスクマネージャ Conky

 クラウディア
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. 自動起動
5. 表示

1. 概要

 「Conky」は、「Unix」「Linux」で動作する、タスクマネージャです。  詳細は、「Conky - Wikipedia」をご参照ください。

2. インストール

 「root」ユーザ権限で。

apt install -y conky
 ついでに、「conky」の「vim」シンタックスハイライトもダウンロート・設定します。  「curl」がインストールされていなかったので、「curl」のインストールから。

apt install -y curl
 「vim」のシンタックスハイライト定義をダウンロードして、インストール。

curl https://fossies.org/linux/privat/conky-1.12.2.tar.gz --output /tmp/conky-1.12.2.tar.gz
cd /tmp
tar zfx /tmp/conky-1.12.2.tar.gz conky-1.12.2/extras/vim/syntax/conkyrc.vim
mv  conky-1.12.2/extras/vim/syntax/conkyrc.vim /usr/share/vim/vim81/syntax/.
 「conky」のコンフィグレーションファイルを関連付け。  ログインユーザで。

mkdir -pv ~/.vim/ftdetect/

sh
cat << 'EOF' >> ~/.vim/ftdetect/conkyrc.vim
au BufNewFile,BufRead *conkyrc set filetype=conkyrc
au BufNewFile,BufRead conky.conf set filetype=conkyrc
EOF
exit

3. 設定

 コンフィグレーションファイルを作成して、編集します。

mkdir -pv ~/.config/conky
conky --print-config > ~/.config/conky/conky.conf
vi ~/.config/conky/conky.conf

conky.config = {
    alignment = 'top_left',
    background = false,
    border_width = 1,
 左上の表示から右上の表示へ移動。  バックグラウンドモードの起動を有効に。  ダブルバッファリングを有効にしてちらつきを押さえます。

conky.config = {
    alignment = 'top_right',
    background = true,
    double_buffer = true,
    border_width = 1,

font = 'DejaVu Sans Mono:size=12',
    gap_x =  5,
    gap_y = 60,
 フォントを少し小さく、画面の端との間隔を少し開けます。

    font = 'DejaVu Sans Mono:size=10',
    gap_x = 10,
    gap_y = 60,

    own_window_class = 'Conky',
    own_window_type = 'desktop',
    stippled_borders = 0,
 透過、ただし字が見づらくなるので、少しグレーにして、他のウィンドウの上には表示しないように。

    own_window_class = 'Conky',
    own_window_type = 'dock',
    own_window_argb_visual = true,
    own_window_argb_value  = 100,
    own_window_hints = 'undecorated,below,sticky,skip_taskbar,skip_pager',
    stippled_borders = 0,

${scroll 16 $nodename - $sysname $kernel on $machine | }
 システム情報の表示をスクロールさせずに。  「システム情報」「ディストリビューション」「デスクトップ名」「Conky バージョン情報」を複数行で表示。

${color grey}System     :$color $sysname $kernel on $machine
${color grey}Description:$color ${execi 999999 lsb_release -ds}
${color grey}Desktop    :$color ${execi 999999 echo $DESKTOP_SESSION}
${color grey}Conky      :$color $conky_version
 に変えます。

4. 自動起動

 ログイン時に、自動起動するように設定します。

mkdir -pv ~/.config/autostart

sh
cat - << EOF >> ~/.config/autostart/conky.desktop
[Desktop Entry]
Exec=/bin/sh -c "sleep 3 && /usr/bin/conky"
Icon=application-x-shellscript
Name=conky
Type=Application
Version=1.0
EOF
exit
 「sleep」直後の数値は、ログイン後、「Conky」が起動するまでの時間(秒単位)です。  長すぎない程度で、デスクトップの描画が完全に終わる時間を調整します。  ログインしなおします。

5. 表示

 再ログイン後に、デスクトップ右上、「Conky」の表示が現れます。
「elementary OS 6.1 XFCE」-「Conky」「表示」

 「Conky」が、案外「CPU」食っちゃってますので、インターバルをもう少しあけた方がいいかもしれません。

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