Python - 文法 - 分岐 - match(switch)

 クラウディア
1. 概要
2. match
3. 複数指定

1. 概要

 「C」言語では、「switch」という文があって、条件分岐に使いますな。  しかし、「python」では、「switch」は、ないし、以前には、そういう条件分岐もできなかったようです。  気をつけなければいけないのは、これは、「Python 3.10」以降の機能なのだそうで・・・。  本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
Python3.10 の新機能(2) - Pythonにmatch文がやってくる #Python」
「Python でもついに複数条件の列挙が可能に、match 文を使ってみよう

2. match

 「match」という文を使います。

match 変数・式:
  case パターン1:
	処理 1

  case パターン2:
	処理 2

	・・・

  case _:
	処理 N
 という書き方になります。  「case _:」が、「C」言語でいうところの、「default:」ですな。  「case」で、ネストがひとつ下がるのが。「python」ならではなのですが、好きではないですなぁ。

3. 複数指定

 2024年12月20日時点では、複数条件を同じに持っていくやり方は、ないように思われたのですが・・・。  「C 言語」でいうところの下記のような書き方。

switch (num)
{
case 1:
case 2:
	1、2の処理
	break;

default:
	上記以外の処理
	break;
}
 書き方がありました。

match num:
  case 1 | 2:
	1、2の処理

  case _:
	上記以外の処理
 と「|」でつないで書けばいいようです。