PHP - Laravel - キャッシュ・Cookie - redis


 クラウディア


1. 概要
2. インストール
3. redis 起動
4. Laravel 設定
5. 参考サイト

1. 概要

 本サイトでは、「Laravel」を使っておりまして。  ものすごく「route」が多いのです。  この多い「route」を適切に処理するには、キャッシュに何を使用するべきか・・・。  「ChatGPT」くんに相談してみたら、「redis」が最適というのです。  ちょっとやってみます。  ターゲットの環境には、「PHP 8.4」「Laravel Framework 10.48.29」「file」キャッシュで、構築済です。

2. インストール

 まず、「redis」本体のインストール。  「root」ユーザ権限で。

cd /usr/ports/databases/redis

make config

 オプションは、デフォルトのままにしておきます。


make NO_DIALOG=yes

make install
 「PHP」の「redis」クライアントをインストールします。

cd /usr/ports/databases/pecl-redis

make config

 オプションは、デフォルトのままにしておきます。


make NO_DIALOG=yes

make install

3. redis 起動

 「redis」をサーバとして、起動します。  「root」ユーザ権限で。

sysrc redis_enable="YES"

service redis start

4. Laravel 設定

 「Laravel」プロジェクト直下の。

.env
 を編集します。  およそ。

BROADCAST_DRIVER=log
CACHE_DRIVER=file
FILESYSTEM_DISK=local
QUEUE_CONNECTION=sync
SESSION_DRIVER=file
SESSION_LIFETIME=120
 となっているあたりを下記のように編集します。

BROADCAST_DRIVER=log
CACHE_DRIVER=redis
FILESYSTEM_DISK=local
QUEUE_CONNECTION=redis
SESSION_DRIVER=redis
SESSION_LIFETIME=120

REDIS_HOST=127.0.0.1
REDIS_PASSWORD=null
REDIS_PORT=6379
 変更後、キャッシュとクリアして構築します。

sudo service apache24 stop
sudo -u www php artisan cache:clear
sudo -u www php artisan route:clear
sudo -u www php artisan config:clear
sudo -u www php artisan config:cache
sudo -u www php artisan route:cache
sudo -u www php artisan view:cache
sudo -u www php artisan optimize
sudo service apache24 start
 特に、トラブルはなく、「file」から「redis」への移行は、難なく終わりました。  サイトをウェブスクレイピングして、リンクチェックするのにかかっていた時間が、ファイルキャッシュより、少し早くなったような気がします。

5. 参考サイト

 本ページは、下記のサイトおよび「ChatGPT」くんを参考にさせていただきました。
Redis - Wikipedia

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