PHP - Laravel - ビュー - blade ファイル名を取得

1.　概要

2.　法則をもって変換

3.　blade ファイル名を取得

1.　概要	

　通常、「PHP」で、自身のファイル名を知るためには、「__FILE__」を使用するのですが、「Laravel」ではそれが通用しません。

　「Lalavel blade __FILE__」で検索するとすぐに見つかります。
　「Laravel」のドキュメントに

Note: Bladeビューの中では__DIR__や__FILE__を使わないでください。キャッシュされたコンパイル済みのビューのパスが返されるからです。


　と書かれておりますでな。
　「__FILE__」で取得すると「generated::boJJf5MbNTiZXNHP」てな、わけのわからんことになります。
　本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。

「caching — Laravelビューキャッシュを無効にするにはどうすればよいですか？」← リンク切れになってしまいました


2.　法則をもって変換	

　わたしは


app/Providers/RouteServiceProvider.php


　および、その派生ファイルの中で


			Route::any('ＵＲＩ的なもの', function (){    return view('パス/ＢＬＡＤＥ名');});


　を書く際に、ある法則をもって、決めることにして、なんとかしのいできました。
　しかし、コンテンツが増えていくと、例外が発生したりするんだなぁ・・・。
　困ったもんだ。

3.　blade ファイル名を取得

　同じことを考える人がいるんですな。
　やはり需要があるのでしょう。
　参考サイトでやっているようです。
　ただし、わたしのような未熟者には、ちょっと難しそうです。できるかしら？

　と「ビューキャッシュを無効にする」って方向で調べていたのですが、そのうちに、わかっちゃいました。

　「blade」ファイル名は


vendor/laravel/framework/src/Illuminate/View/Engines/CompilerEngine.php


　の


    /**
     * Get the evaluated contents of the view.
     *
     * @param  string  $path
     * @param  array  $data
     * @return string
     */
    public function get($path, array $data = [])
    {
        $this->lastCompiled[] = $path;

        // If this given view has expired, which means it has simply been edited since
        // it was last compiled, we will re-compile the views so we can evaluate a
        // fresh copy of the view. We'll pass the compiler the path of the view.
        if ($this->compiler->isExpired($path)) {
            $this->compiler->compile($path);
        }

        // Once we have the path to the compiled file, we will evaluate the paths with
        // typical PHP just like any other templates. We also keep a stack of views
        // which have been rendered for right exception messages to be generated.
        $results = $this->evaluatePath($this->compiler->getCompiledPath($path), $data);

        array_pop($this->lastCompiled);

        return $results;
    }


　ここの、47行目、引数でわたってくる「$path」変数に、ファイル名がフルパスではいっています。
　細かいことは省略しますが、これで、この変数を他へ使いまわせば、くっきり、ファイル名がわかることになります。