C# - よく使うクラス - System.Windows.Forms - OpenFileDialog
- 1. 概要
- 2. コンストラクタ
- 3. ShowDialog
1. 概要
「MFC」でいうところの、「CFileDialog」ですな。
ファイルを選択して、開くダイアログを表示します。
参考サイトには、「ユーザーにファイルを開けるように指示するダイアログ ボックスを表示します。 このクラスは継承できません。」と書いてあります。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「OpenFileDialog クラス (System.Windows.Forms) 」
「FileDialog クラス (System.Windows.Forms)」
2. コンストラクタ
コンストラクタは、引数なしのもの一種類のようです。
public OpenFileDialog ();
わたしは、同時に初期化することにしています。
OpenFileDialog dialog = new OpenFileDialog
{
InitialDirectory = "デフォルトで開くパス",
Filter = "xml files (*.xml)|*.xml|All files (*.*)|*.*",
RestoreDirectory = false,
};
ここで設定しているプロパティは、継承元である「FileDialog」のももですな。
「Filter」は、開く対象の拡張子を指定して、フィルタリングしておりますな。
「RestoreDirectory」は、ダイアログ ボックスを閉じる前に、ディレクトリを以前選択されていたディレクトリに復元するかどうかを示す値を取得または設定します。
この他にもたくさんありますが、詳細は、「FileDialog クラス (System.Windows.Forms)」をご参照ください。
3. ShowDialog
これは、本来、継承元「FileDialog」の継承元「CommonDialog」でありますな。
public System.Windows.Forms.DialogResult ShowDialog ();
戻り値については、「DialogResult 列挙型 (System.Windows.Forms) 」をご参照ください。
わたしは、戻り値が、「string」型のメソッドの中で。
if (dialog.ShowDialog() == System.Windows.Forms.DialogResult.OK)
{
return dialog.FileName;
}
return "";
}
てな感じで使います。
ファイルを選択しない場合は、「NULL」文字が返るわけですな。
ここを通る時点で、下記のようなダイアログを表示することになります。

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