FreeBSD 14.3 RELEASE - DNS サーバ - DKIM


 クラウディア


1. 概要
2. 鍵の生成
3. 設定
4. 再起動
5. 確認
6. 参考サイト

1. 概要

 これは、メールに「DKIM(DomainKeys Identified Mail)」ヘッダをつけるための設定です。  メールサーバを立てないのであれば、必要ありません。

2. 鍵の生成

 鍵の生成に必要なパッケージのインストール。  生成方法等は、「FreeBSD 14.3 RELEASE - メールサーバ postfix - セキュリティ対策」に記述してありますので、そちらをご参照ください。

3. 設定

 「zone」ファイルの末尾の方に、下記を記述します。

mail._domainkey.example.com. IN TXT "v=DKIM1; k=rsa; p=public_key"
mail._domainkey.sub.example.com. IN TXT "v=DKIM1; k=rsa; p=public_key"
 「mail」の箇所は、キー生成時につけた識別子になります。  まぁ、「mail」がわかりやすいですね。  「example.com」「sub.example.com」は、ドメイン名になります。  複数設置することで、複数ドメインやサブドメインに対応できます。  「public_key」の箇所は、生成した鍵の公開鍵の内容を記述します。

4. 再起動

 上記設定を変更したら。

                YYYYMMDDNN      ; Serial
 のシリアルナンバーを更新して。

nsd-checkconf /usr/local/etc/nsd/nsd.conf
 でチェック後。

nsd-control reload
 で再起動します。

5. 確認

 設定されていることを「drill」コマンドで確認します。

drill TXT mail._domainkey.example.com
 の結果に、下記の行。

mail._domainkey.example.com.  3600    IN      TXT     "v=DKIM1; k=rsa; p=public_key"
 が存在すれば、定義は、問題ないということになります。  (実際のコマンドの結果に、色はつきませんぜ)

6. 参考サイト

 本ページは、「ChatGPT」くんを参考にさせていただきました。

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