FreeBSD 14.3 RELEASE - DNS サーバ - SPF


クラウディア 


1. 概要
2. 設定
3. 再起動
4. 確認
5. 参考サイト

1. 概要

 これは、メールに「SPF(Sender Policy Framework)」ヘッダをつけるための設定です。  メールサーバを立てないのであれば、必要ありません。

2. 設定

 「zone」ファイルの末尾の方に。  例えば、下記のように記述します。

example.com.		IN	TXT	"v=spf1 ip4:203.0.113.2 -all"
 もし、サブドメインとして、例えば「sub.example.com」という別ホストからの「SPF」も有効にするのであれば。

example.com.		IN	TXT	"v=spf1 ip4:203.0.113.2 -all"
sub.example.com.	IN	TXT	"v=spf1 ip4:203.0.113.3 -all"
 上記は、「IPv4」の設定になります。  「IPv6」の設定については、まだ存じません。

3. 再起動

 話が前後してしまいますが。  上記設定を変更したら。

                YYYYMMDDNN      ; Serial
 のシリアルナンバーを更新して。

nsd-checkconf /usr/local/etc/nsd/nsd.conf
 でチェック後。

nsd-control reload
 で再起動します。

4. 確認

 設定されていることを「drill」コマンドで確認します。

drill example.com TXT
 の結果に、下記の行。

example.com.     	3600    IN      TXT     "v=spf1 ip4:203.0.113.2 -all"

drill sub.example.com TXT
 の結果に、下記の行。

sub.example.com.	3600    IN      TXT     "v=spf1 ip4:203.0.113.3 -all"
 が存在すれば、定義は、問題ないということになります。  (実際のコマンドの結果に、色はつきませんぜ)

5. 参考サイト

 本ページは、「ChatGPT」くんを参考にさせていただきました。

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