- 1. 概要
- 2. 設定
- 3. 再起動
- 4. 確認
- 5. 参考サイト
1. 概要
これは、メールに「SPF(Sender Policy Framework)」ヘッダをつけるための設定です。
メールサーバを立てないのであれば、必要ありません。
2. 設定
「zone」ファイルの末尾の方に。
例えば、下記のように記述します。
example.com. IN TXT "v=spf1 ip4:203.0.113.2 -all"
もし、サブドメインとして、例えば「sub.example.com」という別ホストからの「SPF」も有効にするのであれば。
example.com. IN TXT "v=spf1 ip4:203.0.113.2 -all"
sub.example.com. IN TXT "v=spf1 ip4:203.0.113.3 -all"
上記は、「IPv4」の設定になります。
「IPv6」の設定については、まだ存じません。
3. 再起動
話が前後してしまいますが。
上記設定を変更したら。
YYYYMMDDNN ; Serial
のシリアルナンバーを更新して。
nsd-checkconf /usr/local/etc/nsd/nsd.conf
でチェック後。
nsd-control reload
で再起動します。
4. 確認
設定されていることを「drill」コマンドで確認します。
drill example.com TXT
の結果に、下記の行。
example.com. 3600 IN TXT "v=spf1 ip4:203.0.113.2 -all"
drill sub.example.com TXT
の結果に、下記の行。
sub.example.com. 3600 IN TXT "v=spf1 ip4:203.0.113.3 -all"
が存在すれば、定義は、問題ないということになります。
(実際のコマンドの結果に、色はつきませんぜ)
5. 参考サイト
本ページは、「ChatGPT」くんを参考にさせていただきました。
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