FreeBSD 11.3 RELEASE - qmail - procmail
- 1. 概要
- 2. 基本設定
- 3. 詳細な設定を行うには
1. 概要
ウィルススキャンの結果ウィルス判定したものを破棄したり、あるメールアドレスからのメールを別のメールアドレスに転送したり、受信したメールの振り分けを行いたいことは多々あります。
「/home/ユーザ名/.qmail」に記述することであることである程度はできますが、少し応用の聞いた処理をしたいときは、「procmail」を使用します。
「procmail」のインストールは、「概要・インストール」のところで一緒にインストールするように記述していますので、ここを読んだ方は既にインストール済かと思います。
(参考にしていたサイトがあったのですが、リンク切れになってしまいました)
2. 基本設定
とりあえず、何の転送をしないにしても後で設定できるようにしておくには
~/.procmailrc
というファイルを作成して
PATH=/usr/bin:/usr/local/bin
MAILDIR=$HOME/Maildir/
DEFAULT=$MAILDIR
と記述しておきます。ちなみにこの「/home/ユーザ名/.procmailrc」に記述する内容をレシピと言うそうです。
次に
~/.qmail
を以下のように書き換えます。
| /var/qmail/bin/preline /usr/local/bin/procmail ./.procmailrc
とりあえずは、ここまでで OK。再起動も何も必要ありません。
このデフォルトを以降の新規ユーザにすべて適用するには
/usr/share/skel/dot.qmail
/usr/share/skel/dot.prcomailrc
を作成して、先ほどと同じ内容を記述しておきます。
3. 詳細な設定を行うには
詳細な設定を行うには「メンテナンス・トラブルシュート - メールサーバ - procmail」をご参照ください。
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