FreeBSD 8.4 RELEASE - Subversion
「Subversion」は、バージョン管理システムです。
詳細は、こちら」を参照してください。
- 1. ports
- 2. リポジトリの作成
- 3. WEBアクセス設定
- 4. クライアントプログラム (TortoiseSVN)
1. ports
ここでは、「https」を通して、「subversion」のリポジトリにアクセスする方法を説明しますので、「apache」とともにインストールします。
/usr/ports/www/apache22
/usr/ports/www/mod_dav_svn
/usr/ports/devel/subversion
「apache」のインストールについては「ウェブサーバ - apache」を参考にしてください。
ここで重要なのは「/usr/ports/www/mod_dav_svn」です。
「https」で必要なモジュールで、以前は、「subversion」のオプションで選択できていたのですが 2014年6月現在の「subversion-1.8.9_5」では、オプションから選択肢が消えています。
別途インストールすることになるので注意してください。
また、「suvbersion」のリポジトリを別のバックアップサーバに同期させる場合は、「/usr/ports/devel/subversion」のオプションで必ず「SERF」にチェックをいれてください。
2. リポジトリの作成
リポジトリの名前を「repository」、配置する場所を「/usr/local/www/svn」とします。
mkdir /usr/local/www/svn
svnadmin create /usr/local/www/svn/repository
chown -R www:www /usr/local/www/svn/repository
リポジトリの作成はこれだけです。
3. WEBアクセス設定
ウェブ経由でアクセスできるように設定します。
/usr/local/etc/apache22/Includes/svn.conf
というファイルを作成して以下のように記述します。
<Location /svn>
<IfModule dav_module>
DAV svn
SVNParentPath /usr/local/www/svn
</IfModule>
AuthType Basic
AuthName "Subversion repository"
AuthUserFile /usr/local/www/svn/passwd
Require valid-user
SSLRequireSSL
SSLVerifyClient require
SSLVerifyDepth 1
SSLRenegBufferSize 100000000
<LimitExcept GET PROPFIND OPTIONS REPORT>
Require valid-user
</LimitExcept>
Order Allow,Deny
Allow from all
</Location>
9行目は、パスワード設定する場合です。パスワード設定については「2. パスワードによって制限をかける」を参照。
ここまで記述したら。
/usr/local/etc/rc.d/apache22 configtest
で異常がないことを確認して。
/usr/local/etc/rc.d/apache22 restart
で「apache」を再起動します。
4. クライアントプログラム (TortoiseSVN)
「Windows」クライアントマシンから「Subversion」にアクセスする方法について「Subversion クライアントソフト TortoiseSVN」に説明してありますので、参考にしてください。
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