- 1. 概要
- 2. キー定義
- 3. 記述
- 4. ウィンドウ動作
- 5. フローティングウィンドウ
1. 概要
本ページでは、デフォルトのキー定義と、「config.py」を編集する際の文法について記述します。
2. キー定義
「config.py」という拡張子でわかるように、定義は、「Python」のソースとして記述してあります。
なので、基本は、「Python」の分布に沿うように記述ていきます。
各プラットフォームの、デフォルトのキー定義を掲載します。
(最近(2025年9月12日)は、カスタマイズせず、ほぼデフォルトのまま使用しています)
プラット フォーム | キー定義 | 備考 |
|---|
| mod | 端末を開く | ウィンドウを 閉じる | フローティング 切替 | qtile 再起動 | ログアウト |
|---|
| ArcoLinux | Win | mod+Enter | mod+q | mod+Shift+Space | mod+Shift+r | mod+x | | | CachyOS | Win | mod+Enter | mod+q | mod+t | - | mod+Ctrl+q | | | FreeBSD | Win | mod+Enter | mod+w | - | mod+Ctrl+r | mod+Ctrl+q | | | Garuda Linux | Win | mod+Enter | mod+q | mod+Shift+Space | mod+Shift+r | mod+Shift+x | | | カスタマイズ | Win | mod+Enter | mod+q | mod+Space | mod+Shift+r | mod+Shift+q | |
3. 記述
キー定義の記述方法は、以下になります。
mod キー。
mod = "mod4"
「mod4」が Win になります。
Alt は特に定義がないようで、「ArcoLinux」の定義を読むと逆に。
mod1 = "alt"
mod2 = "control"
というように定義してあります。
通常のキーは、ダブルクォーテーション「"」で小文字のアルファベットを囲んで記述します。
特殊キーは、以下のように記述するようです。
(これは、いまのところ(2020年9月17日)、プラットフォームによらず共通)
| キー | 記述 | 備考 |
| mod | mod | |
| Ctrl | "control" | |
| Enter | Return | |
| Print | "Print" | |
| Space | "space" | |
| Shift | "shift" | |
| ← | "Left" | |
| ↑ | "Up" | |
| ↓ | "Down" | |
| → | "Right" | |
| F1 ~ F12 | "F1" ~ "F12" | |
キーの定義は下記の。
keys = [
# Switch between windows in current stack pane
Key([mod], "k", lazy.layout.down()),
Key([mod], "j", lazy.layout.up()),
・・・略・・・
Key([mod], "r", lazy.spawncmd()),
]
「keys = [」からはじまって「]」で終わる中に、カンマで区切って、1キー定義につき1行ずつ、同じカラムから記述します。
「「Python」なのでカラム位置に関する文法が厳しいのです。
プログラムとプログラムに対応するショートカットキーは、以下のように記述します。
mod+Enter を、「xterm」に割り当てる場合。
Key([mod], "Return", lazy.spawn("xterm")),
と記述します。
4. ウィンドウ動作
「qtile」のウィンドウ動作は。
from libqtile.command import lazy
でインポートされる、モジュール内で定義されているようです。
動作は。
| 動 作 | メソッド | 備 考 |
| プログラム起動 | lazy.spawn("プログラム") | コマンドラインに記述するように オプションをつけられます |
フローティングウィンドウ 切替 | lazy.window.toggle_floating() | |
| ウィンドウを閉じる | lazy.window.kill() | |
| qtile 再起動 | lazy.restart() | |
| ログアウト | lazy.shutdown() | |
前項でのカスタマイズと合わせて。
| ウィンドウを閉じる | | mod+q | |
| フローティングウィンドウ切替 | | mod+Space | |
| qtile 再起動 | | mod+Shift+r | |
| ログアウト | | mod+Shift+q | |
として記述するならば、下記のように記述します。
Key([mod], "q", lazy.window.kill()),
Key([mod], "space", lazy.window.toggle_floating()),
Key([mod, "shift"], "r", lazy.restart()),
Key([mod, "shift"], "q", lazy.shutdown()),
5. フローティングウィンドウ
フローティングウィンドウで起動する方法に関しては、「qtile - 共通事項 - フローティングウィンドウ」をご参照ください。
フローティングウィンドウを移動・リサイズするには mod キーを押したまま、マウスを左クリックしたままで移動、右クリックしたままでリサイズできます。
6. 自動起動
自動起動する方法は、デフォルトでは、ないようです。
ログインマネージャに合わせて「.xinitrc」「.xprofile」「.xsession」のいずれかに記述します。
「ArcoLinux」では、他のデスクトップと同様に「autostart.sh」というシェルスクリプトを使用します。
すなわち「~/.qtile/config.py」に
main = None
@hook.subscribe.startup_once
def start_once():
home = os.path.expanduser('~')
subprocess.call([home + '/.config/qtile/scripts/autostart.sh'])
の記述があり、自動起動したいスクリプトを記述しているようです。
「Garuda Linux」も同様の方式になっています。
他のプラットフォームでの、作成方法に関しては、別のページに記載してありますので、そちらをご参照ください。
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