デスクトップ環境の評価 - ベーシックなもの

 
1. 概要
2. cwm
3. Fluxbo
4. fvmw
5. IceWM
6. JWM
7. Openbox
8. PekWM
9. Window Maker

1. 概要

 わかりにくいかと思いますが、古くからあるデスクトップで、「Lumina」が「Fluxbox」の上に乗っかっている場合の「Fluxbox」を指す。  わたしの勝手な分類です。  総じて、デスクトップ上を左だか右だかクリックしてメニューを起動するのが、慣れない人には、大変かもしれません。  しかし、余分なものがついていない分、軽いです。  速さ軽さを売りにしている、タイル型より、体感は、速いかもしれません。

2. cwm

 「cwm (ウィンドウマネージャ) 」によれば、「cwm」は「FreeBSD」の親戚とも言える「OpenBSD」の基盤システムの一部らしいのです。  純然たる、スタック型のデスクトップなのですが、タイル型のようなキー操作を定義可能です。  本サイトで記述のあるページは、以下になります。  (下記のリンクから飛べます)
プラットフォームバージョン備考
ArcoLinux22.03.07
FreeBSD12.4

3. Fluxbox

 「Fluxbox - Wikipedia」によれば、「Blackbox」を元として作成されているらしい。  「概要」に書いているように「Lumina」のベースで動いています。  古くからあるものにしては、まぁまぁの使い心地。  ただし、新しいものを使っている人には、物足りないかもしれません。  本サイトで記述のあるページは、以下になります。  (下記のリンクから飛べます)
プラットフォームバージョン備考
antiX22
FreeBSD12.4
MX Linux21.3
PCLinuxOS202010
Slackware15.0

4. fvmw

 「ウィキペディア」によれば、「fvwm」は、「Feeble Virtual Window Manager」の略なのだそうであります。  アメリカ国防総省(通称「ペンタゴン」)勤務の、「Robert Nation」なる人が、音紋に関する仕事の間に、「twm」を、メモリ使用量を減らし、仮想デスクトップのサポートを追加する意図で改造し始めたそうで・・・。  初版に関して、記載はありませんが、「Robert Nation」が開発を始めたのが、1993年だそうで、恐ろしく歴史のあるデスクトップということがわかります。  本サイトで記述のあるページは、以下になります。  (下記のリンクから飛べます)
プラットフォームバージョン備考
Alt Linux10.1
ArcoLinux22.03.07
FreeBSD12.4
SparkyLinux6.4

5. IceWM

 「IceWM - Wikipedia」に説明があります。  開発者が「(IceWMという)名前はとても暑い日に決めた」とのことで、「IceWM」には、クールなという意味が込められているのでしょうか。  これらの比較的古いデスクトップは、あまり更新されないものかと思っておりましたら、「FreeBSD 11.4 RELEASE」から「FreeBSD 12.2 RELEASE」がリリースされる半年の間に、「icewm-1.3.8_5」から「icewm-1.8.3_1」へと、結構はげしく更新されておりました。  デスクトップの背景もおしゃれになり、なんだか愉快な気持ちになりました。  本サイトで記述のあるページは、以下になります。
プラットフォームバージョン備考
ALT Linux10.0
antiX22
ArcoLinux22.03.07
FreeBSD13.2
Mageia8
MX Linux22.12
openSUSE15.4
PCLinuxOS2021.02
SpiralLinux11.220925

6. JWM

 「JWM - Wikipedia」に説明があります。  デフォルトでは、パネルとメニュー以外、ほとんどなにもない、非常にシンプルなデスクトップです。  シンプルである分、軽快であると言えます。  本サイトで記述のあるページは、以下になります。
プラットフォームバージョン備考
ArcoLinux22.03.07
antiX22
FreeBSD13.2

7. Openbox

 「Openbox - Wikipedia」に説明があります。  これも、デフォルトでは、パネルとメニュー以外、ほとんどなにもない、非常にシンプルで軽快なデスクトップです。  本サイトで記述のあるページは、以下になります。
プラットフォームバージョン備考
antiX22
ArcoLinux22.03.07
EndeavourOS22.12
Fedora37
FreeBSD13.2
Mageia8
Manjaro20.2
>MX Linux21.1
NomaBSD1.4
PCLinuxOS202010
SparkyLinux6.6
SpiralLinux11.220925
Ubuntu22.10
Void Linux20210218

8. PekWM

 一応「PekWM - Wikipedia」に説明がありますが、非常に微々たる記事で、詳細はよくわからない。  メニューには、少し凝ったものが用意されています。  カスタマイズするときに、別のものを使うようにしちゃいますけどね。  本サイトで記述のあるページは、以下になります。
プラットフォームバージョン備考
FreeBSD13.2
SparkyLinux6.6


9. Window Maker

 説明が、「Window Maker - Wikipedia」にあります。  初回リリースが、1997年で、2023年2月16日時点での祭祀版が、「0.95.8」2017年3月11日 (5年前) ちゅうことで、メンテナンスされていないのかなぁと思いますが。  メニューには、少し凝ったものが用意されています。  カスタマイズするときに、別のものを使うようにしちゃいますけど。  アプリケーションを起動するとデスクトップ上に、起動したアプリケーションのアイコンが表示されて、ぴょこぴょこ動くという、古い割には、面白い動きをします。  まぁ、機能的には、いらないちゃぁいらないのですが。  本サイトで記述のあるページは、以下になります。
プラットフォームバージョン備考
FreeBSD12.3
SparkyLinux6.6

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