- 1. 概要
- 2. インストール
- 3. ショートカットキー設定
1. 概要
これは、「xfce4-screenshooter」のクリップボードの機能がうまく動作して、かつ、アクティブウィンドウのキャプチャ時におひげ(周辺の不要な余白)がついていない場合に、わたしの行う設定です。
以下、「ArcoLinux 19.12.15」での画像です。
「xfce4-screenshooter」のバージョンは
$ xfce4-screenshooter --version
xfce4-screenshooter 1.9.7
ということになっています。
2. インストール
本項、いずれも「root」ユーザ権限で。
「EndeavourOS 2020.09.20」では、クリップボードマネージャがインストールされていなかったので、インストールします。
yes | pacman -S xfce4-clipman-plugin
インストールしてしまえば、グラフィックログインしなおせば、自動起動は設定されています。
「Void Linux 20210218」では、「xfce4-screenshooter」自体がインストールされていなかったので、インストールします。
xbps-install -Sy xfce4-screenshooter
3. ショートカットキー設定
ショートカットキーを以下のように変更します。
キー | デフォルト | 変更後の設定 |
Print | 全画面キャプチャモードでインタラクティブに起動 | 全画面をキャプチャしてクリップボードにコピー |
Ctrl+Print | アクティブウィンドウキャプチャモードでインタラクティブに起動 | アクティブウィンドウをキャプチャしてクリップボードにコピー |
「スタート」→「設定」→「設定マネージャー」
「ハードウェア」「キーボード」
「アプリケーションショートカットキー」タブで
Print に割り当てられている、「xfce4-screenshooter -f」を選択して
「編集」
(ショートカットキーが見えないのが難です)
「Command」欄の
「xfce4-screenshooter -f」を
「xfce4-screenshooter -c -f」に書き換えて
「OK」
Print
「'xfce4-screenshooter -c -f' で使う」
同様に、Ctrl+Print に割り当てられている、「xfce4-screenshooter -f」を選択して、「xfce4-screenshooter -c -w」に変更します。
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