共通事項 - 日本語入力 - fcitx - 設定状況の調査(fcitx-diagnose)
- 1. 概要
- 2. 実行
- 3. 有効な入力メソッドがありません
- 4. クラッシュログ
1. 概要
「fcitx」をインストールして、設定まで行ったのに、日本語入力が有効にならない・・・。
こういうときに役に立つのが「fcitx-diagnose」です。
2. 実行
起動は簡単です。
グラフィックログインして、端末を開き、ログインユーザのまま
fcitx-diagnose
と一発叩きます。
カラーのモニタ(イマドキ(2019年10月9日)カラーでないモニタもないか・・・)であれば、カラフルにいろいろと表示されます。
3. 有効な入力メソッドがありません
## 入力メソッド:
1. 0 の有効な入力メソッドを見つけました:
2. 既定の入力メソッド
**有効な入力メソッドがありません。**
という表示がでているときは、「fcitx」が起動されていないときが多いです。
4. クラッシュログ
「fcitx-diagnose」では、クラッシュログの出力も行うのですが、「fcitx」がこけたことがなかったので、どんなログか知らなかったのですが、「PCLinuxOS 201909 MATE」で、そういう事象に出くわしたので、記録しておきます。
こんな風に出力されました。
# ログ:
1. `date`:
2019年 10月 9日 水曜日 14:58:21 JST
2. `~/.config/fcitx/log/`:
合計 4
-rw-r--r-- 1 hogehoge hogehoge 753 10月 9 14:56 crash.log
3. `~/.config/fcitx/log/crash.log`:
=========================
FCITX 4.2.8.3 -- Get Signal No.: 11
Date: try "date -d @1570600595" if you are using GNU date ***
ProcessID: 2824
fcitx[0x4015c0]
/lib64/libc.so.6(+0x3de50)[0x7fc10c39be50]
/lib64/libc.so.6(+0x169ae1)[0x7fc10c4c7ae1]
/usr/lib64/fcitx/fcitx-xim.so(+0xd3e1)[0x7fc1000683e1]
/usr/lib64/fcitx/fcitx-xim.so(+0x5cfd)[0x7fc100060cfd]
/usr/lib64/fcitx/fcitx-xim.so(+0x4019)[0x7fc10005f019]
/usr/lib64/libfcitx-core.so.0(FcitxModuleInvokeOnAddon+0x67)[0x7fc10c9945f7]
/usr/lib64/fcitx/fcitx-x11.so(+0x3b11)[0x7fc109999b11]
/usr/lib64/libfcitx-core.so.0(+0x9bee)[0x7fc10c984bee]
/usr/lib64/libfcitx-core.so.0(FcitxInstanceRun+0x4d)[0x7fc10c9853fd]
fcitx[0x400f58]
/lib64/libc.so.6(__libc_start_main+0xeb)[0x7fc10c384e2b]
fcitx[0x400fcd]
|
|