デスクトップ環境 - 共通事項 - 端末エミュレータ - XTerm - 設定

 クラウディア
1. 起動
2. サイズ変更
3. 色変更
4. ログインし直さずに設定を範囲
5. EndeavourOS でうまくいった設定

1. 起動

 画面は、「XFCE」のものを使用しています。  「XFCE」では  「スタート」→「システム」→「Xterm」
「XTerm」「XFCE」-「スタート」→「システム」→「Xterm」

 起動直後の状態です。

「XTerm」-「起動直後」

2. サイズ変更

 []XTerm」の画面サイズは、おそらく昔のコンソールの名残でデフォルトで 80カラム 25行になっています。  現在の画面では、いささか物足りない大きさなので、サイズを変更します。

vi ~/.Xresources
 以下の1行を追加(なければ作成)します。

XTerm*geometry          : 130x40
 これは、130カラム 40行の設定です。  X と T が大文字なので間違えないように。わたしはいつも T の字を小文字にして設定が反映されなくて「?」になってしまいます。  設定後、いったんログアウトして、ログイン後、Xtem を起動すると設定が反映されています。
「XTerm」-「サイズ変更後」

3. 色変更

 デフォルト設定では、背景色が白、文字が黒になっていますが、わたしの vim の配色が、背景色が黒、文字が白のため、大変見にくい状況になっています。  配色を変更します。  (参考サイトを掲載していましたが、リンク切れになりました)

vi ~/.Xresources
 以下の2行を追加します。

XTerm*background : black
XTerm*foreground : white
 設定後、いったんログアウトして、ログインして、Xtem を起動します。
「XTerm」-「色変更後」

 参考サイトによれば、色は RGB 指定もできるようです(単位は調べていません)。


XTerm*background : rgb:20/20/20
 てな感じ。  その他、以下のような設定もできるようです(これもそれぞれの意味は調べていません)。

XTerm*utf8 : 1
XTerm*locale : true
XTerm*selectToClipboard : true
XTerm*faceName : 'Monospace'
XTerm*forcePackedFont : false
XTerm*faceSize : 12
XTerm*saveLines : 2000
XTerm*cjkWidth : true
XTerm*rightScrollBar : true
XTerm*scrollBar : true

4. ログインし直さず設定を反映

 前項までのように設定を変更した場合、基本的には、ログインし直すことで、反省するのですが。  細かい調整をしているときに、いちいちログインし直すのは、ちょっと面倒です。  そういうときは、端末上で

xrdb ~/.Xresource
 とすることで、すぐに反映できます。  そのまま「XTerm」を起動すればいいので、一連の流れでやるならば

xrdb ~/.Xresource; xterm

5. EndeavourOS でうまくいった設定

 これ、なかなか、うまくいかないのです。  日本語が表示できないか・・・表示されたら、馬鹿でかいフォントになっちゃうか・・・。  「EndeavourOS 2021.08.27 BUGGIE」で、デフォルトの日本語の表示・・・。  表示で来ていないわけです。
「EndeavourOS 2021.08.27 BUDGIE」-「デフォルトの日本語表示」

 「3. 色変更」の末尾の設定までやっちゃうと。
 横に広すぎて、不細工。

「EndeavourOS 2021.08.27 BUDGIE」-「日本語表示できたが横に広すぎ」


vi ~/.Xresources

XTerm*termName: xterm-256color
XTerm*faceName : MigMix 1M
XTerm*faceNameDoublesize: MigMix 1M
XTerm*faceSize: 10
 で、こんな感じ。  これで、よいか。
「EndeavourOS 2021.08.27 BUDGIE」-「日本語表示・まだ少し大きい」

 いっそ、サイズを指定しないとこんななりました。


XTerm*termName: xterm-256color
XTerm*faceName : MigMix 1M
XTerm*faceNameDoublesize: MigMix 1M
「EndeavourOS 2021.08.27 BUDGIE」-「日本語表示」

 最終的なものを一気に作るには、こんな感じ。


sh
cat << 'EOF' >> ~/.Xresource
XTerm*utf8 : 1
XTerm*locale : true
XTerm*termName: xterm-256color
XTerm*faceName : MigMix 1M
XTerm*faceNameDoublesize: MigMix 1M
XTerm*faceSize: 10
EOF
exit
ハイスピードプランPoint anytime