- 1. 概要
- 2. インストール
- 3. 基本操作
- 4. デスクトップ切替
- 5. シャットダウン・再起動
- 6. 文字コード設定
1. 概要
LightDM は「The Light Display Manager」の略です。
計量で高速なログインマネージャとウィキペディアに書いてあります。
詳細は「ウィキペディア - LightDM」でどうぞ。
2. インストール
pkg コマンドでインストールします。
pkg install xorg
pkg install lightdm
pkg install lightdm-gtk-greeter
xorg は、以前 lightdm との依存関係で、上の2つをインストールしたら同時にインストールされていたのですが、2018年8月20日現在、明示的にインストールしないとインストールされません。
しかも xorg が先かな・・・。
lightdm-gtk-greeter をインストール時のメッセージが気になったのでメモ・・・。
Message from dejavu-2.37:
Make sure that the freetype module is loaded. If it is not, add the following
line to the "Modules" section of your X Windows configuration file:
Load "freetype"
Add the following line to the "Files" section of X Windows configuration file:
FontPath "/usr/local/share/fonts/dejavu/"
Note: your X Windows configuration file is typically /etc/X11/XF86Config
if you are using XFree86, and /etc/X11/xorg.conf if you are using X.Org.
Message from trousers-0.3.14_2:
To run tcsd automatically, add the following line to /etc/rc.conf:
tcsd_enable="YES"
You might want to edit /usr/local/etc/tcsd.conf to reflect your setup.
If you want to use tcsd with software TPM emulator, use the following
configuration in /etc/rc.conf:
tcsd_enable="YES"
tcsd_mode="emulator"
tpmd_enable="YES"
To use TPM, add your_account to '_tss' group like following:
# pw groupmod _tss -m your_account
この他に xorg をインストールして
/etc/rc.conf
に以下を記述しておけば、再起動して、LightDM を起動することはできます。
(ただしログインはできませんのでご注意を)
dbus_enable="YES"
lightdm_enable="YES"
polkitd_enable="YES"
3. 基本操作
上記の設定まで行っていればログイン画面の表示までできます。
service dbus start
service lightdm start
LightDM 起動時のデフォルトの画面は下記のような表示となります。
中央上部のユーザ名を選択して
パスワードを入力後
「Log In」もしくは Enter でログインします。
リストされていないユーザでログインする場合は
ユーザ部分をクリックして
「Other...」
ユーザ名とパスワードを入力後
「Log In」もしくは Enter でログインします。
4. デスクトップ切替
lightdm では右上のメニューでデスクトップ環境の切り替えを行います。
アイコンをクリックしてデスクトップ環境を選択します。
5. シャットダウン・再起動
まだうまくカスタマイズできないので、見た目は Slim にいささか劣ります。
ただし。ログイン画面からのシャットダウン・再起動に関して、Slim はコマンドとパスワードを入力する必要がありますが。
LightDM はマウス操作のみでシャットダウン・再起動ができるという点において優れている。
すなわち、ログイン画面で
「電源」アイコンクリックからドラッグして
「Restart」で再起動
「Shutdown」でシャットダウン
となります。
6. 文字コード設定
初回ログイン前にこの設定をやっておかないとログインしてから日本語環境を設定しなければなりません。
デフォルトでは文字コードが「af_ZA.UTF-8」になっています(おそらくはアルファベット昇順の先頭)。
文字の箇所をクリックして下の方へ持って行って
「ja_JP.UTF-8」
この状態で一度ログインしておけば、以降は「ja_JP.UTF-8」がキープされます。
これは、ユーザごとにきまるようで、ユーザごとに設定してログインしなければならないようです。
ログイン時になにかに保存されるようなのですが、何に保存されているのかがまだわかっていません。
まだ現象をつかめていません。
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