共通事項 - システムインストール - FreeBSD 13.3 RELEASE - インストール - ports

クラウディア 
1. 概要
2. git インストール
3. リポジトリ取得
4. 設定

1. 概要

 通常は、デスクトップ環境を構築する場合は、「ports」は扱わないのですが、「FreeBSD 12.3 RELEASE」で、「vscode」が「pkg」に存在しないことがあって。  かろうじて、「ports」には存在するようなので、「ports」の環境を整えました。  一応、今回も環境だけは整えておこうかと思います。  以下の作業はすべて、「root」ユーザ権限で行います。

2. git インストール

 以前の「ports」は、「Subversion」で管理されていましたが、現在(2021年12月20日)の「ports」は、「git」で管理されています。  まずは、「git」をインストールします。

pkg install -y git

3. リポジトリ取得

 リポジトリを取得取得しておきます。

git clone --depth 1 https://git.FreeBSD.org/ports.git /usr/ports

4. 設定

 「ports」に関連するパッケージをインストールします。

cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgrade
make
make install
 「ports」を最新に保つために、「Makefile」を作成しておきます。

sh
cat << 'EOF' >> ~/Makefile
ports	:
	git -C /usr/ports pull
	portsdb -Fu
	portversion -v
EOF
exit
 (コピペすると TAB がスペースになったりします、作成後、「/root/Makefile」を編集して、2行目以降の行頭に TAB をいれてください)  これで、「root」ユーザが、ホームディレクトリで

make
 することで、「ports」のリポジトリをアップデートします。  更新が必要な「ports」は。

portversion -v | grep '<'
 で、検索できます。  以前は。

pkg version -vl "<"
 で検索していましたが、「pkg」と「ports」は管理するバージョンが異なるので、トラブルになることがあって。  「pkg」は、「pkg」コマンドで、「ports」は、「portversion」で確認するようにしました。

portversion -v | grep '<'
 を「Makefile」に組み込むと、「grep」にかからなかった場合、エラーの表示になるので、組み込みません。