- 1. 概要
- 2. データベース・テーブル作成
- 3. コマンド
1. 概要
ここ、他に書きようもないので、基本的な操作と題してみましたが、全然正攻法なやり方ではなく、単に思いついたことをやってみただけです。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「SQLite3 まとめ」
2. データベース・テーブル作成
ちょっと必要があったので「都道府県コード」のテーブルを作ってみます。
ここでは、実際に行った、「FreeBSD」上のコマンドプロンプトで説明していきます。
$ sqlite3 prefecture.db
sqlite> create table prefecture(id text primary key, name text);
sqlite> .exit
これで、カレントディレクトリに「prefecture.db」というデータベースが作成されます。
拡張子はなんでもよいらしいのですが、まあ「.db」がわかりやすいかな?と。
データ型は
| 型 | 意味 |
| NULL | NULL値 |
| INTEGER | 整数値 |
| REAL | 浮動小数点値 |
| TEXT | テキスト (文字コードは UTF-8, UTF-16BE or UTF-16-LEのいずれかのみ) |
| BLOB | Binary Large OBject |
とこれだけだそうで。初めて見たときは「え?こんだけ?」と思いましたが、必要最小限に限定すればこれだけになるのだなと納得。
「SQLite」に対するコマンドは、先頭に「.」(ドット)をつけることに気をつければ、「SQL」は普通に、先頭に「.」なして開始して、行末に「;」(セミコロン)をつければよいということで、基本的な「SQL」はほとんど使えるようです。
データ入力で、コマンド上で漢字が使えなかったので、「prefecture.txt」というファイルを作成して
01 北海道
02 青森県
以下略
ってな感じでデータを作りました。
コードと県名の間は [tab] です。
データの取得元は、「都道府県コード」のものです。
国土交通省のサイト内のものなので、まず、信頼できるものです。
作成したテキストファイルをインポートします。
$ sqlite3 prefecture.db
sqlite> .import ./prefecture.txt prefecture
./prefecture.txt:1: expected 2 columns but found 1 - filling the rest with NULL
あれまエラーだ。カラム区切り文字のデフォルトが [tab] でないんですな。
「.show」というコマンドで環境が見られるので
sqlite> .show
echo: off
eqp: off
explain: off
headers: off
mode: list
nullvalue: ""
output: stdout
colseparator: "|"
rowseparator: "\n"
stats: off
width:
「.separator」で区切り文字を変更
sqlite> .separator \t
再度
sqlite> .import ./prefecture.txt prefecture
今度はうまくいったようで、
sqlite> select * from prefecture;
01 北海道
02 青森県
以下略
ってな感じでつくったのが
「prefecture.db」
これです。
需要はなさそうに思いますが、よろしければどうぞ。
3. コマンド
2021年10月7日、久々に、「SQLite」を使ってみたら、そもそも抜け方もわからない・・・。
最低限のメモは、残しておかなきゃね。
わたしの使う、コマンド一覧。
| コマンド | 機能 | 備考 |
| .exit | 終了 | |
| .help | 「HELP」を表示 | |
| .read パス/ファイル名 | ファイルに記述している「SQL」を実行 | |
| .show | 環境を表示 | |
| .schema テーブル名 | 構造を表示(テーブル名は、省略可能で、省略すると全テーブル対象) | |
| .tables | テーブル一覧表示 | |
そもそも、なんで久々にやってみたかちゅうと、上記で作成したものを、「Windows」で読めるか、試してみたんですが・・・ちゃんと読めましたね。
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