IBM DB2 - トラブルシュート - Windows11 へ Client インストール
- 1. 概要
- 2. 調査
- 3. 対処
1. 概要
正に、表題の通りではありますが。
「Windows11 22H2」へ「IBM DB2 Client」をインストールしようとしたときのことであります。

インストールしようとしているのは、「IBM Data Server Client バージョン 10.5 フィックスパック 6」てえものです。
2. 調査
「IBM Data Server Client バージョン 10.5 フィックスパック 6」ちゅうのは、結構古いものなのですが、事情があるのです。
ダイアログに出ているログを開いて調べると、インストールの後半で。
情報 1935。 アセンブリ コンポーネント {6435B7C0-E0C8-3EA2-91AE-7640034EAFCE} のインストール中にエラーが発生しました。 HRESULT: 0x800736B8. アセンブリ インターフェイス: IAssemblyCache, 関数: UninstallAssembly, アセンブリ名: Microsoft.VC90.CRT,version="9.0.21022.8",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",processorArchitecture="amd64",type="win32"
ちゅうところで、エラーが発生しております。
実はこれ、手順のほぼ最後あたり、実際のインストール時に発生しておるですな。
まいっちゃうよね~。
「Microsoft.VC90.CRT」あたりを調べると、「Visual Studio 2008 Visual C++ 再頒布可能パッケージ」「Visual Studio 2013 Visual C++ 再頒布可能パッケージ」あたりをダウンロードして、インストールせろと書いてあるのですが。
これをインストールしてみても同じ。
「Microsoft.VC90.CRT,version="9.0.30729.6161"」であって「Microsoft.VC90.CRT,version="9.0.21022.8"」ではないようで。
バージョン違いのせいかしら?やはり、エラーになる。
「VC90 ランタイム問題まとめ」あたりには、そのへんまで、ごりごり書き換えてしまうような手順が書いてありますが、ようわからん。
3. 対処
結局、手段としては、現在(2023年10月29日)、「IBM Data Server Client バージョン 11.1.4 フィックスパック 7」ちゅうのが、インストール可能な最新のもののようで。
それを思い切ってインストールしてみます。
インストールできるのかちゅうのも不安ですし、インストールできたとして、わたしの利用している環境で、それが有効なのかどうかも不安ですが・・・。
インストールしてみました。
インストール、成功しました。
それから、わたしの環境で、「DLL」が使えるかとか、ツールで「IBM OLE DB Provider - DB2COPY」ちゅうのが使えるのか。
恐る恐る試してみました。
なんと、今んとこ、うまくいったのですよ。
これにかかった、時間がほぼ丸一日。
「巨人 IBM」を、こういう情報を、展開して、くんねぇかな。
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