データベース - IBM DB2 - トランザクションログ

1.　概要

2.　サイズを変更する

3.　状態を見る

1.　概要

　細かいことは、よう知らんのですが、「IBM DB2」には、トランザクションログというものがあります。
　まぁ、トランザクションを開始して、コミットもしくはロールバックするまでの状態を退避するものだと理解しております。

　で、これがよくいっぱいになるんですな。
　「データベース - IBM DB2 - トラブルシュート」でもふれています。
　まとめて何かしようとすると、すぐに


SQL0964C  データベースのトランザクション・ログがいっぱいです。


　てなエラーになります。
　わたしに言わせれば、「IBM DB2」とは、「トランザクションログがいっぱいになる、データベース」なのだ。
　わたしが思うに、デフォルトが小さすぎるんじゃねぇの？
　本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。

「[Db2] トランザクション・ログの使用量を見積もる方法」


2.　サイズを変更する

　「SQL」の構成をみなおしたりして、対処するのですが、根本的には、ログのサイズを増やすしかないことがあります。

　ここ「データベース - IBM DB2 - トラブルシュート」との重複になりますが・・・。

　サーバのコマンドで現在のサイズをか確認するには。


db2 CONNECT TO データベース名
db2 GET DB CFG FOR データベース名



ログ・ファイルのサイズ (4KB) (LOGFILSIZ) =


　と書いてあるのがログファイルサイズです。

　変更するには、下記のコマンドを使用します。


db2 UPDATE DB CFG FOR データベース名 USING LOGFILSIZ サイズ


　変更したら、データベースを再起動します。


db2 DISCONNECT データベース名
db2stop
db2start


3.　状態を見る

　現在のトランザクションログの状態を見るのは、下記のコマンドです。


db2pd -db データベース名 -transactions


　見方が、難しいのではありますが・・・。