- 1. 概要
- 2. 「validate-password=OFF」ではだめなのだ
- 3. パスワードチェックさせない
- 4. 参考サイト
1. 概要
データベースを作成して、オーナを作成したとき
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON データベース.* to オーナ@localhost IDENTIFIED BY 'ゆるいパスワード';
ERROR 1819 (HY000): Your password does not satisfy the current policy requirements
ゆるいパスワードを設定しようとしてたんですけどね。
2. 「validate-password=OFF」ではだめなのだ
参考サイトによれば。
「FreeBSD」の場合。
/usr/local/etc/mysql/my.cnf
に。
[mysqld]
・・・ 略 ・・・
validate-password = OFF
と書きなさいと書いておるのだが・・・。
書いて、文法チェックすると。
> /usr/local/libexec/mysqld --verbose --help > /dev/null
2019-06-04T15:31:17.202364+09:00 0 [ERROR] unknown variable 'validate-password=OFF'
2019-06-04T15:31:17.242568+09:00 0 [ERROR] Aborting
怒られちゃうのだ。
少なくとも、FreeBSD 上ではこの手は使えない。
「Ubuntu 22.04」「mysql 8.0.43」では。
/etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf
に、下記の行を加えることで。
validate_password.policy = LOW
validate_password.length = 6
制限がゆるくなり、パスワード長が 6 文字でも「OK」になります。
「mysql」で下記のコマンドを実行することでもよい。
SET GLOBAL validate_password.policy = LOW;
SET GLOBAL validate_password.length = 6;
3. パスワードチェックさせない
参考サイトによれば、「FreeBSD」には下記の手があります。
以下の内容は、実際の運用時にはお勧めしません。
わたしは、試験用に、外部とはネットワークで接続されない、サーバ上でやっているだけなのでね。
「mysql」を、「root」ユーザで起動して。
mysql> uninstall plugin validate_password;
Query OK, 0 rows affected (0.05 sec)
パスワードチェックのプラグインをアンインストールするという荒業なのだ。
この後(再起動は不要)。
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON データベース.* to オーナ@localhost IDENTIFIED BY 'ゆるいパスワード';
Query OK, 0 rows affected, 1 warning (0.02 sec)
てな感じで、ゆるいパスワードで設定することができました。
4. 参考サイト
本ページは、「ChatGPT」軍曹および下記のサイトを参考にさせていただきました。
「MySQL 5.7 で CREATE USER するときのパスワードチェックを無効にする方法」
「Mysql 5.7* パスワードを Policy に合わせるとめんどくさい件について」
「How do I turn off the mysql password validation?」
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