- 1. 概要
- 2. 状況
- 3. 対策
- 3. 参考サイト
1. 概要
記事を書いているのは、2026年8月6日ですが。
発生は、もっと前、「FreeBSD 15.1 RELEASE-p1」上でのことです。
2. 状況
「rspamd」の更新があって、再起動時に変なメッセージが出ていたので。
rspamadm configtest
してみると。
configured task_timeout 8.00 is less than maximum symbols cache timeout 10.00; some symbols can be terminated before checks
list of top 6 symbols by execution time: ARC_CHECK(5.00); ASN_CHECK(1.00); GREYLIST_CHECK(1.00); GREYLIST_SAVE(1.00); HISTORY_SAVE(1.00); RATELIMIT_UPDATE(1.00)
syntax OK
「syntax OK」ではありますが、その前のメッセージは、なんじゃろか?
「Gemini」伍長に尋ねてみると。
rspamadm configtest を実行した際に出力されたこのメッセージは、設定上の矛盾(パフォーマンスのボトルネックになり得る点)を指摘する「警告(Warning)」です。
末尾に syntax OK と書かれている通り、構文エラーではなく設定ファイル自体は正しく読み込めています。ただし、動作上の注意が必要な状態です。
configured task_timeout 8.00 is less than maximum symbols cache timeout 10.00; some symbols can be terminated before checks
どういう状態か:
Rspamc/Rspamd 全体のタスクタイムアウト設定(task_timeout = 8.0 秒)が、各シンボル(チェック項目)のタイムアウト合計時間の最大想定値(10.0 秒)より短くなっています。
何が起きるか:
いくつかの重い処理(外部DNS問い合わせやネットワーク通信を伴う処理など)に時間がかかった場合、個別のチェック項目が完了する前に、タスク全体のタイムアウト(8秒)が来て強制終了してしまう可能性があります。
list of top 6 symbols by execution time: ARC_CHECK(5.00); ASN_CHECK(1.00); GREYLIST_CHECK(1.00); GREYLIST_SAVE(1.00); HISTORY_SAVE(1.00); RATELIMIT_UPDATE(1.00)
タイムアウト制限(計10秒)の元となっている、実行に時間がかかる代表的なシンボルとその最大許容時間を示しています。
特に ARC_CHECK(5.0秒) に最も長い時間が割り当てられており、これらが合算・並列評価される中で最大10秒を要する可能性があると判断されています。
3. 対策
全体のタイムアウトを伸ばします。
vi /usr/local/etc/rspamd/local.d/options.inc
下記を記述します。
task_timeout = 10.0s;
これで。
rspamadm configtest
syntax OK
になりました。
3. 参考サイト
本ページは、「Gemini」伍長を参考にさせていただきました。
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