FreeBSD - メンテナンス・トラブルシュート - ネットワーク - MTU
1. 概要 「MTU」の意味を改めて知りました。 「Maximum Transmission Unit」の略で、ネットワーク上で、1回の転送(1フレーム)で送信できるデータの最大値を示します。 詳細は、「Maximum Transmission Unit」をご参照ください。 いつ決まったかは、存じませんが、気づいた時には、あらゆるシステムのデフォルト値は、1500 [byte] ということになっています。 ネットワークの初めの頃に決まったんでしょうね。 今まで変えたことはありませんでした。 「FreeBSD 14.0 RELEASE」で。 portsdb -Fu を実行すると。 Fetching the ports index ... /usr/bin/env fetch -am -o /usr/ports/INDEX-14.xz https://download.FreeBSD.org/ports/index/INDEX-14.xz fetch: transfer timed out fetch: /usr/ports/INDEX-14.xz appears to be truncated: 0/1810596 bytes となりまして、上記の2行が果てしなく続くのです。 これ、「MTU」を小さくすると、うまくいくことがあるというサイトを参考にして、このメモを書くことになったのでした。 結局のところ、何故か、「WiFi」ルータからだとうまくいかず、「iphone」のテザリングを使うとうまくいくというオチにはなったのですが。 本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。 「FreeBSD のネットワーク設定 MTU 編」(2024年9月20日、リンク切れになりました) 2. 設定 ずばり。 /etc/rc.conf のネットワーク設定を編集します。 参考サイトでは。 ifconfig_em0="inet 192.0.2.109/24 mtu 9000" 「em0」は、「NIC」なのでケースバイケース。 「inet 192.0.2.109/24」は、アドレスなので、これもケースバイケース。 「MTU」の設定は、「mtu 9000」の箇所で、「9000」が「MTU」の値を設定しているわけです。 これ、「DHCP」使ってても同様で。 ifconfig_em0="DHCP mtu 9000" てな書き方ができます。
portsdb -Fu
Fetching the ports index ... /usr/bin/env fetch -am -o /usr/ports/INDEX-14.xz https://download.FreeBSD.org/ports/index/INDEX-14.xz fetch: transfer timed out fetch: /usr/ports/INDEX-14.xz appears to be truncated: 0/1810596 bytes
「FreeBSD のネットワーク設定 MTU 編」(2024年9月20日、リンク切れになりました)
/etc/rc.conf
ifconfig_em0="inet 192.0.2.109/24 mtu 9000"
ifconfig_em0="DHCP mtu 9000"