Webmin - モジュール更新

 クラウディア
1. 概要
2. 通知
3. 切離し
4. 更新

1. 概要

 「Webmin」は、「WordPress」等のように、独立したサービスなので、本体の「ports」に更新がなくても、モジュールの更新が発生したりするようです。  (実際、「WordPress」より独立しています。「WordPress」は、ウェブサーバがないと動作しませんが、「Webmin」はウェブサーバなしで動作します。)

2. 通知

 実際、これ「FreeBSD 13.1 RELEASE」へ「Webmin」をインストールした直後に、ベルのアイコン「」が表示されており
「Webmin」-「ログイン直後」

 通知を表示してみると、パッケージのアップデートばかりか、本体のアップデートまで発生しているのであります。

「Webmin」-「通知」

3. 切離し

 アップデートしてみようと思うのですが・・・。  パッケージは、やめて置こうと思います。  「パッケージのアップデート」の方を押すと。
「Webmin」-「Software Package Update」

 てなことになっております。
 「ports」なり「pkg」なりに更新が発生しているので、これは、コマンドで確認しながら更新していくのが筋かと考えています。

 更新するならば、「Webmin」本体の方になります。
 「WordPress」と同じ考えですな。
 「ports」でインストールしたことをご破算にして、独立して更新していくことにします。
 「WordPress」の場合、中のコンテンツを変えてしまうので、もう元には戻せませんが。
 「Webmin」の場合、単にアプリケーションのことなので、だめになれば、「Webmin」をもう一度、「ports」からインストールすることで、その時点の最新の状態に戻せるのでその分、気が楽です。

 では、「ports」でのインストールは、なかったことにします。
 以下、「root」ユーザ権限で。
 いったん、「Webmin」を停止します。


service webmin stop
 「rename」

mv /usr/local/etc/newsyslog.conf.d/webmin.conf /usr/local/etc/newsyslog.conf.d/webmin_.conf
mv /usr/local/etc/rc.d/webmin /usr/local/etc/rc.d/webmin_
mv /usr/local/etc/webmin /usr/local/etc/webmin_
mv /usr/local/lib/webmin /usr/local/lib/webmin_
 アンインストール。

cd /usr/ports/sysutils/webmin
make deintall clean
 「rename」しているので、削除するものがないと、山ほどワーニングが出力されます。  これで、「ports」の支配から離れました。  本体のみ、元に戻します。

mv /usr/local/etc/newsyslog.conf.d/webmin_.conf /usr/local/etc/newsyslog.conf.d/webmin.conf
mv /usr/local/etc/rc.d/webmin_ /usr/local/etc/rc.d/webmin
mv /usr/local/etc/webmin_ /usr/local/etc/webmin
mv /usr/local/lib/webmin_ /usr/local/lib/webmin
 停止していた「Webmin」を起動します。

service webmin start

4. 更新

 前のページを表示して  「今すぐ Webmin を更新する」
「Webmin」-「ダッシュボード」

 ダウンロードや更新が進んで。

「Webmin」-「Webmmin のアップグレード」

 「Webmin 設定に戻る」

「Webmin」-「Webmin 設定に戻る」

 戻ってみると

「Webmin」-「Webmin 設定」

 「新しいバージョン ... が利用可能です。現在は バージョン ... を実行しています」ちゅうのは、アップグレードしたけど、古いまま動いちょるちゅうことですな。
 「Webmin」の操作で再起動もできるのでしょうが、ここはやはり「root」ユーザ権限で。


service webmin restart
 この後、上の画面を更新すると、「新しいバージョン...」の表示は消えました。  うまくいったようです。
ハイスピードプランPoint anytimeTSUKUMOネットショップ