メンテナンス・トラブルシュート - DNS - /etc/resolv.conf に何を書くか


クラウディア 


1. 概要
2. 何を書くか
3. unbound

1. 概要

 ときどき、勘違いしてしまうので、念のため、メモを残しておきます。

2. 何を書くか


/etc/resolv.conf
 は、基本的に、下記のような記述になっています。

# Generated by resolvconf
nameserver 192.0.2.1
nameserver 198.51.100.1
nameserver 203.0.113.1
 「nameserver」の後ろに書くのは、キャッシュサーバのアドレスです。  有名なところで言うと。

1.1.1.1
8.8.8.8
 という「Google」大先生のところのアドレスですわな。

3. unbound

 で、自前で、「DNS」サーバを立てている場合、まぁ、自分のサーバのアドレスを先頭に持ってきたりするわけですが・・・。  「BIND 8」を使っていたころは、コンテンツサーバもキャッシュサーバも同じものを使っていたので、問題なかったのですが。  そもそも「BIND」は、「BIND 9」になってもそうなのですが、コンテンツサーバとキャッシュサーバを1つのサーバでまかなっているわけです。  「BIND 9」の設定が面倒なので、わたしは、「nsd」「unbound」へ乗り換えたわけです。  「nsd」はコンテンツサーバ、「unbound」はキャッシュサーバと、明確にわかれておるわけです。  で、「nsd」と「unbound」は、「IP」アドレスを共用できないので、かき分けています。  なので、「unbound」を使用している場合。

/etc/resolv.conf
 に記述する場合は。

unbound.conf
 の。

server:
        interface: 192.0.2.1
 に記述しているアドレスでなければ、ならんわけです。  くれぐれも間違えないように。