FreeBSD - メンテナンス・トラブルシュート - newsyslog・crontab - 途中から形式を変えるとどうなるか
1. 途中から形式を変えるとどうなるか 「newsyslog」のすごさに驚いたのと形式を変えるときに慌てなくてもいいのだと安心したので記録しておきます。 デフォルトのメールのログ形式は下記の記述で # logfilename [owner:group] mode count size when flags [/pid_file] [sig_num] /var/log/maillog 640 7 * @T00 JC となっています。 「bzip2」形式で圧縮するわけです。 後でログを解析したりすることがあるので、形式を「BC」に変更しました。 形式を変えてしまったので、以前のログは解凍してファイル名を変えるか削除しなきゃなぁと思ったまま二日ほど過ぎた後にみたら・・・。 これは実物を見てもらうのが何より。
# logfilename [owner:group] mode count size when flags [/pid_file] [sig_num] /var/log/maillog 640 7 * @T00 JC
ファイルの形式が変わっても世代数を保ったまま、保存し続けているのです。 う~ん。よくできている。 2. ただし落とし穴はある わたしの運用しているマシンのひとつでは、ユーザごとに「procmail」のログを出力しているのですがあるとき見ると > ll /home/ユーザ名/log/ 合計 1160K -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 101627 3月 6 15:22 procmail.log -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 157354 3月 6 13:00 procmail.log.0 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 111818 3月 5 18:00 procmail.log.1 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 127203 3月 5 11:00 procmail.log.2 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 105075 3月 4 16:00 procmail.log.3 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 111561 3月 3 20:00 procmail.log.4 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 109104 3月 3 11:00 procmail.log.5 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 110738 3月 2 18:00 procmail.log.6 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 122637 10月 6 2016 procmail.log.8 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 110234 10月 6 2016 procmail.log.9 「procmail.log.8」と「procmail.log.9」がやけに古いでしょ。 これは、あるときまで世代管理を「10」にしてたものを「7」にしたら、8、9 が残りっぱなしになっているようです。 世代を少なくしたときは、多いものを削除しなくちゃならんようです。
> ll /home/ユーザ名/log/ 合計 1160K -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 101627 3月 6 15:22 procmail.log -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 157354 3月 6 13:00 procmail.log.0 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 111818 3月 5 18:00 procmail.log.1 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 127203 3月 5 11:00 procmail.log.2 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 105075 3月 4 16:00 procmail.log.3 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 111561 3月 3 20:00 procmail.log.4 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 109104 3月 3 11:00 procmail.log.5 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 110738 3月 2 18:00 procmail.log.6 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 122637 10月 6 2016 procmail.log.8 -rw-rw-rw- 1 root ユーザ名 110234 10月 6 2016 procmail.log.9