メンテナンス・トラブルシュート - コマンド・ユーティリティ - /etc/rc.conf - 概要

 クラウディア
1. 概要
2. /etc/rc.conf

1. 概要

 「Unix」は、「boot」すると、「rc」が始まるのである。  「rc」は、「run command」の略で・・・話始めると長くなるし、説明できるほどの知識は持っていないので。  以下に示す、参考サイトを読んでください。  本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
rc (シェル) - Wikipedia」
「SERVICE(8) - システム管理コマンド - YOS OPENSONAR」
「SYSRC(8) - システム管理コマンド - YOS OPENSONAR

2. /etc/rc.conf

 わたしは、「FreeBSD」の方が、システムの扱いとしては、「System V」系の「Unix」や「Linux」より分かりやすいと思っています(おそらくは、多くの違う意見の方は、いるかと思います)。  何故ならば、システムの最低限のもの以外で、システムレベルで動作させたいデーモンやサーバアプリケーションは、すべて

/etc/rc.conf
 に記述すれば、制御できるからです。  基本形は

サービス名_enable="YES|NO"
 です。  「NO」を記述することはめったにありませんが、「YES」を記述することで、そのプログラムが、システム起動時に実行されます。  元々のシステムで用意されているサーバプログラムの起動スクリプトはすべて

/etc/rc.d
 配下にはいっています。  システム導入後に、「ports」「pkg」等によってインストールしたプログラムの起動スクリプトはすべて

/usr/local/etc/rc.d
 配下に入っています。  後から導入したものかどうか、ディレクトリを見りゃ、一発でわかります。  また、配下のファイルはすべて、

POSIX shell script, ASCII text executable
 です。  英語だったりしますが、頑張れば、すべて読めるものです。  で、本ページの本題は、「/etc/rc.conf」の説明ではなく、これを書き換える操作をする際のコマンドの話なのです。  ながらく、「/etc/rc.conf」を書き換えるのに、「vi」で編集しておりましたが、どうもコマンドで編集できるようなのです。  以降に記述する、「service」「sysrc」です。