コマンド・ユーティリティ - sudo - エディタを変更
- 1. 概要
- 2. 一気に設定
- 3. 選択
- 4. SUDO_EDITOR
1. 概要
「visudo」で起動するエディタは、一般に「vi」もしくは「vim」と認識しておりましたらば・・・。
「deepin」あたりでは、「nano」が起動します。
「nano」は、よう使いきらんので、いやなの。
変更する手順がありました。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「[Ubuntu] visudo のエディタを nano から vim に変更する」
2. 一気に設定
設定したいものが、インストールされていること、どこにインストールされているかまでわかっているならば、下記のコマンドで一気に設定できます。
「root」ユーザ権限で。
sudo update-alternatives --set editor /usr/bin/vim.basic
末尾がくっきり、わかっていることが条件になります。
3. 選択
前項は、くっきりわかっている場合。
何がインストールされているか判断つかない場合は
sudo update-alternatives --config editor
「deepin 6.1」では、下記のように表示されました。
alternative editor (/usr/bin/editor を提供) には 3 個の選択肢があります。
選択肢 パス 優先度 状態
------------------------------------------------------------
* 0 /bin/nano 40 自動モード
1 /bin/nano 40 手動モード
2 /usr/bin/vim.basic 30 手動モード
3 /usr/bin/vim.tiny 15 手動モード
現在の選択 [*] を保持するには <Enter>、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください:
書いてあるように、変更しないならば Enter。
変更する場合は、番号 Enter。
ということで変更できます。
悲しいかな、「FreeBSD」ではこのコマンドは、効きませなんだ。
4. SUDO_EDITOR
これは、「ArcoLinux 22.03.07」で経験したことですが、このプラットフォームには、「sudo」に「update-alternatives」のコマンドはありません。
マニュアルを少し読むと、「SUDO_EDITOR」という、環境変数によって、「visudo」のエディタが決まるように書いています。
「ArcoLinux 22.03.07」の「visudo」のエディタは、デフォルトでは、「nano」なのですが。
「vim」に変えてみるです。
シェルには「bash」を使用していますので
export SUDO_EDITOR=vim
これで
visudo
してみると、「vim」で開くことができました。
上記、「csh」系であれば
setenv SUDO_EDITOR vim
ですにゃ。
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