メンテナンス・トラブルシュート - メールサーバ - procmail - 件名による転送
- 1. 件名による転送
- 2. 日本語キーワードによる転送
1. 件名による転送
スパムメールの判断のひとつに「Subject:」によって判断できるものがあります。
例えば、「Subject:」が「hi」、「yo」のみのものは経験上、スパムメールです。
これを転送するには以下のように記述します。
# Subject が hi のみ yo のみは final に転送する
:0
* 1^0 ^Subject: hi
* 1^0 ^Subject: yo
! final@sing.ne.jp
「* 1^0」は「or」にあたるもので、このように列挙できます。
2. 日本語キーワードによる転送
例えば、「From:」に「天野友二」という文字がはいっていたり、「Subject:」に「援助交際」という文字がはいっていればあきらかにスパムメールなわけです。
これを判定するには以下のように記述します。
# 「援助交際」
:0
* ^Subject:.*iso-2022-jp
* ^Subject:\/.*
* ? echo "$MATCH" | nkf -meZ2 | sed 's/[[:space:]]//g' | egrep '援助交際'
! 転送先メールアドレス
「* ? echo "$MATCH" | ...」の行は、「Subject:」内の文字列をエンコードして「援助交際」という文字列が存在するか?という判断になります。
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