システムアップデート - freebsd-update - 11.4 RELEASE → 12.2 RELEASE - サブマシン・バージョンアップ

 クラウディア
1. 概要
2. パッチをあてる
3. GENERIC boot を用意しておく
4. バージョンアップ
5. 再起動後

1. 概要

 運用しているマシンが、2台あります。  まずは、サブマシンのほうから・・・。  実は、サブマシンの方は、調子が悪く、ここのところ(2021年3月30日)止めておいたのですが、今回は、お出まし願いました。  セキュリティ上の問題もありますので、内容は伏字にしつつ・・・。

2. パッチをあてる

 パッチをあてておきます。

freebsd-update fetch
 アップデート。

freebsd-update install
 再起動。

shutdown -r now
 再起動後、パッチがあたっていることを確認。

$ uname -a
FreeBSD ホスト名 11.4-RELEASE-p8 FreeBSD 11.4-RELEASE-p8 #0: Tue Feb 23 09:04:22 UTC 2021     root@amd64-builder.daemonology.net:/usr/obj/usr/src/sys/GENERIC  amd64

3. GENERIC boot を用意しておく

 ダウンロード。

mkdir -pv /tmp/disk
cd /tmp/disk
curl https://download.freebsd.org/ftp/releases/amd64/amd64/ISO-IMAGES/11.4/FreeBSD-11.4-RELEASE-amd64-disc1.iso --output FreeBSD-11.4-RELEASE-amd64-disc1.iso
 マウント。

cd /tmp/disk
mdconfig -a -t vnode -f FreeBSD-11.4-RELEASE-amd64-disc1.iso -u -0
mount -t cd9660 -o ro /dev/md0 /mnt
 「GENERIC boot」を抽出。

cd /mnt/usr/freebsd-dist/
tar -C/ -xvf kernel.txz boot/kernel/kernel
 アンマウント。

cd
umount /mnt
mdconfig -d -u 0

4. バージョンアップ

 バージョンアップ。

freebsd-update -r 12.2-RELEASE upgrade
 ここは、メッセージややりとりは伏せておきます。  自動的にマージできるものは、マージしてこれでいいかきいてきます(n したらどうなるんだろう)。  自動的にマージできない場合は、「vi」が起動して自分で編集する必要があります。  「upgrade」が終了したら

/usr/sbin/freebsd-update install
 上記が

Installing updates...
Kernel updates have been installed.  Please reboot and run
"/usr/sbin/freebsd-update install" again to finish installing updates.
 で、終了します。  再起動。

shutdown -r now

5. 再起動後

 再度。

/usr/sbin/freebsd-update install
 終了後に、確認したら

$ uname -a
FreeBSD ホスト名 12.2-RELEASE-p4 FreeBSD 12.2-RELEASE-p4 GENERIC  amd64
 とうまくいったようです。  サービスプロセスもすべてそのまま動いていました。
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