1. 概要
運用しているマシンが、2台あります。
まずは、サブマシンのほうから・・・。
実は、サブマシンの方は、調子が悪く、ここのところ(2021年3月30日)止めておいたのですが、今回は、お出まし願いました。
セキュリティ上の問題もありますので、内容は伏字にしつつ・・・。
2. パッチをあてる
パッチをあてておきます。
freebsd-update fetch
アップデート。
freebsd-update install
再起動。
shutdown -r now
再起動後、パッチがあたっていることを確認。
$ uname -a
FreeBSD ホスト名 11.4-RELEASE-p8 FreeBSD 11.4-RELEASE-p8 #0: Tue Feb 23 09:04:22 UTC 2021 root@amd64-builder.daemonology.net:/usr/obj/usr/src/sys/GENERIC amd64
3. GENERIC boot を用意しておく
ダウンロード。
mkdir -pv /tmp/disk
cd /tmp/disk
curl https://download.freebsd.org/ftp/releases/amd64/amd64/ISO-IMAGES/11.4/FreeBSD-11.4-RELEASE-amd64-disc1.iso --output FreeBSD-11.4-RELEASE-amd64-disc1.iso
マウント。
cd /tmp/disk
mdconfig -a -t vnode -f FreeBSD-11.4-RELEASE-amd64-disc1.iso -u -0
mount -t cd9660 -o ro /dev/md0 /mnt
「GENERIC boot」を抽出。
cd /mnt/usr/freebsd-dist/
tar -C/ -xvf kernel.txz boot/kernel/kernel
アンマウント。
cd
umount /mnt
mdconfig -d -u 0
4. バージョンアップ
バージョンアップ。
freebsd-update -r 12.2-RELEASE upgrade
ここは、メッセージややりとりは伏せておきます。
自動的にマージできるものは、マージしてこれでいいかきいてきます(n したらどうなるんだろう)。
自動的にマージできない場合は、「vi」が起動して自分で編集する必要があります。
「upgrade」が終了したら
/usr/sbin/freebsd-update install
上記が
Installing updates...
Kernel updates have been installed. Please reboot and run
"/usr/sbin/freebsd-update install" again to finish installing updates.
で、終了します。
再起動。
shutdown -r now
5. 再起動後
再度。
/usr/sbin/freebsd-update install
終了後に、確認したら
$ uname -a
FreeBSD ホスト名 12.2-RELEASE-p4 FreeBSD 12.2-RELEASE-p4 GENERIC amd64
とうまくいったようです。
サービスプロセスもすべてそのまま動いていました。