- 1. 概要
- 2. バージョンの変更
- 3. /etc/make.conf 編集
- 4. アップグレード
- 5. モジュール再インストール
1. 概要
記事を書いているのは、2023年10月19日。
下記の状態です。
$ pkg version -vl "<"
perl5-5.34.1_3 < needs updating (index has 5.36.1_1)
間もなく、「FreeBSD 14.0 RELEASE」がリリースされるのも関係しているのかもしれません。
2. バージョンの変更
「ports」と「pkg」の「perl」のバージョンを変更します。
portupgrade -f perl5.34 -o lang/perl5.36
pkg set -o lang/perl5.34:lang/perl5.36
2つ目のコマンド、実行時に問いかけがあります
Change origin from lang/perl5.34 to lang/perl5.36 for perl5-5.34.1_3? [y/N]:
y Enter で答えます。
3. /etc/make.conf 編集
vi /etc/make.conf
DEFAULT_VERSIONS+=perl5=5.34
を以下に書き換えます(もともとない場合は追加)。
DEFAULT_VERSIONS+=perl5=5.36
4. アップグレード
portupgrade -rR perl5
下記のオプションが表示されました。
とりあえず、デフォルトで。
本体は、支障なくアップグレードできました。
以前と同様、依存するもので、何か発生する場合は、書き直します。
5. モジュール再インストール
「sa-update」あたりで、ぞろぞろ落ちるはずなので、以下を再インストールします。
/usr/ports/devel/p5-Locale-gettext
/usr/ports/net-mgmt/p5-NetAddr-IP
/usr/ports/net/p5-Socket6
/usr/ports/www/p5-HTML-Parser
いずれも、下記の手順で再インストールします。
cd /パス
make deinstall clean
make
make install
後は、様子を見ながら、アップグレードする必要のあるモジュールがあれば、アップグレードしていきます。
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