メンテナンス・トラブルシュート - pkg・ports アップデート関連 - オプションを整理

 クラウディア
1. 概要
2. portupgrade のオプション

1. 概要

 わたしは、基本的に、サーバマシンでは「ports」、クライアントマシンでは「pkg」と使い分けていますが。  場面によっては、基本をくずすこともありますし、「ports」「pkg」のコマンドを輻湊して使うことも多々あります。  最近、ふと「portupgrade」に時間がかかるなぁと思っていたら

portupgrade -rRf
 なんて、オプションを使用してしまっておりました。  これだと、依存するもの、依存されるもの、インストールされているもの、すべて作り直してしまいます。  いかんなぁ。  落ち着いて整理しなきゃと思っていたら、都合のいいサイトがありました。  本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
portupgrade

2. portupgrade のオプション

 オプションなしで、シンプルに指定のパッケージがアップグレード可能であれば、アップグレードします。

portupgrade パッケージ名
 「-f」オプションで、強制アップグレード。  インストールしなおしと同じになります。

portupgrade -f パッケージ名
 「-r」オプションで、指定のパッケージが依存するものもアップグレード可能であれば同時にアップグレードします。

portupgrade -f パッケージ名
 「-R」オプションで、指定のパッケージに依存するものもアップグレード可能であれば同時にアップグレードします。

portupgrade -R パッケージ名
 「-m」オプションで、「make」時のオプションを指定できます。

portupgrade パッケージ名  -m '-DWITHOUT_X11'
 怖くてやりませんが「-a」オプションで、一括でアップグレードするようです。

portupgrade -a