- 1. 概要
- 2. 起動
- 3. 表示コマンド
- 4. 削除コマンド
- 5. 参考サイト
1. 概要
「Redis」をインストールすると、「redis-cli」という、「Redis」のデータを操作する、「CLI」がもれなくついてきます。
「PostgreSQL」の「psql」、「MySQL」の「mysql」と同じものですな。
2. 起動
起動は。
redis-cli
下記のプロンプトが返ってきます。
127.0.0.1:6379>
「:」を挟んで、前半がサーバのアドレス、後半がポート番号ですな。
3. 表示コマンド
「SQL」なので、コマンド文字列は、大文字でも小文字でも解釈できるようです。
慣例は、大文字のようですが、面倒なので、ここでは、小文字で記述します。
現在のキーを参照するには(「Redis」は、「NoSQL」でキー・バリュー型(連想配列)です)。
keys *
下記もあるようで。
scan 0
参考サイトでは、この続きを見るには。
scan <次のカーソル>
と書いてあるのですが、「次のカーソル」ちゅうのがようわからん(2025年12月16日)。
パターンを指定して、調べることもできるようです。
scan 0 match pattern
「pattern」の文字列には、「*」をワイルドカードとして用いることができるようです。
キーに対するタイプを見るには。
type key
実は、「Laravel」のキャッシュに使っているものと、「MQTT」で、「Stream」を使って「Consumer Group」なるものがあるので、それぞれ見てみると。
type laravel_database_laravel_cache:ZZGXgOgNR2fbZ6UretFr9cxAlccCzeJ6K7NY1E5p
string
type mqtt_pub
stream
「Stream」の中身を見るには(「mqtt_pub」という「Stream」がありまして)。
XRANGE mqtt_pub - +
10件だけ見る場合は。
XRANGE mqtt_pub - + COUNT 10
新しい順にみるには。
XREVRANGE mqtt_pub + - COUNT 10
なんか、「Consumer Group」ちゅうのがあって、その中身を見るには。
XINFO GROUPS mqtt_pub
XINFO CONSUMERS mqtt_pub mqtt_workers
「PENDING」(未ACK)を見るには。
XPENDING mqtt_pub mqtt_workers
型別に見方を一覧化すると。
| 型 | 表示コマンド | 備考 |
| string | GET key | |
| list | LRANGE key 0 -1 | |
| set | SMEMBERS key | |
| zset | ZRANGE key 0 -1 WITHSCORES | |
| hash | HGETALL key | |
| stream | XRANGE key - + | |
「DB」の一覧を見るには。
info keyspace
「Laravel」のキャッシュを見てみたら、こんななってました。
# Keyspace
db0:keys=1452,expires=1444,avg_ttl=4029915,subexpiry=0
参考サイトの「mqtt_pub」というキーを見るおすすめの、コマンド一覧は。
SCAN 0 MATCH mqtt*
TYPE mqtt_pub
XRANGE mqtt_pub - +
XINFO GROUPS mqtt_pub
XPENDING mqtt_pub mqtt_workers
だそうです。
4. 削除コマンド
すべての「DB」を初期化するには。
flushall
これ、「Consumer Group」なんちゅうのを作成していたものも全部消えちゃいます。
個別に削除するには。
scan 0
で表示された「key」を。
del key1 key2 key3
てな感じのようです。
5. 参考サイト
本ページは、「ChatGPT」軍曹を参考にさせていただきました。
|
|