ハードウェア - マウント - .iso ファイル

 クラウディア
1. 概要
2. カーネルの確認
3. .iso ファイルを取得
4. マウント
5. アンマウント

1. 概要

 「freebsd-update」でカーネルを「GENERIC」へ戻すときに、インストールメディアから戻すのが一番、手っ取り早そうだったので、メディアから戻すこととしました。  さらに、メディアをマウントする際、「.iso」からマウントすれば、いちいちメディアを探す(インストール以降、なくすことが多い)手間が省けると思ったもので。  本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
ISO イメージをマウントする

2. カーネルの確認

 参考サイトではカーネルに。

device    md
 を追記と書いてありますが「FreeBSD 7.x」や「FreeBSD 6.x」の時期は、デフォルトでは無効になっていたのかどうか・・・(今、調べる気もないので)。  少なくとも「FreeBSD 11.1 RELEASE」で確認したところ、デフォルトで有効になっていますので、カスタムカーネルを作成する際にコメントアウトしていなければ、そのままでよいはずです。

3. .iso ファイルを取得

 「FreeBSD」のサイトから「.iso」ファイルを取得しちゃいます。  カーネルがあればいいので、別に「CD」用でいいですが、「boot-only」は不安なので「FreeBSD-xx.x-RELEASE-xxxxx-disc1.iso.xz」を取得します。  今回は「FreeBSD 11.1 RELEASE」の「amd64」版。

$ mkdir -pv /tmp/disk
/tmp/disk
$ cd /tmp/disk
$ fetch https://download.freebsd.org/ftp/releases/amd64/amd64/ISO-IMAGES/11.1/FreeBSD-11.1-RELEASE-amd64-disc1.iso
FreeBSD-11.1-RELEASE-amd64-disc1.iso          100% of  690 MB 2675 kBps 04m24s
 ここまでの処理は一般ユーザでも可能です。

4. マウント

 参考サイトのままに・・・。

$ mdconfig -a -t vnode -f FreeBSD-11.1-RELEASE-amd64-disc1.iso -u -0
$ mount -t cd9660 -o ro /dev/md0 /mnt
$ ls /mnt
.       .profile   boot       docbook.css  etc           lib      mnt   README.HTM    RELNOTES.TXT  sbin  usr
..      .rr_moved  COPYRIGHT  ERRATA.HTM   HARDWARE.HTM  libexec  net   README.TXT    rescue        sys   var
.cshrc  bin        dev        ERRATA.TXT   HARDWARE.TXT  media    proc  RELNOTES.HTM  root          tmp
 うまくマウントできました。

5. アンマウント


umount /mnt
mdconfig -d -u 0