コンピュータよもやま話 - コンピュータトリビア

クラウディア 
最終更新日:2021年10月11日  コンピュータ業界で少し仕事をした経験のある人であれば、聞いたことのあるような話ばかりですが・・・。暇つぶしにでもどうぞ。
1. HAL と IBM
2. ソフトウェア業界の悲しい話

1. HAL と IBM

 スタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」に「HAL 9000」というコンピュータがでてきます。  この「HAL」は「IBM(International Business Machines Corporation)」の文字を1文字ずつずらしたもの。(「H ← I」「A ← B」「L ← M」)  というのは有名な話です。  もっとも、スタンリー・キューブリック自身は否定していそうですが・・・。

2. ソフトウェア業界の悲しい話

 この話は、トリビアでもなんでもないな。たんなる愚痴のような話ですが・・・。  長年ソフトウェアにかかわってきましたが、きつかった仕事、うまくいった仕事。きつい仕事が大半ではありました。  うまくいった仕事もあるんですよ。エンドユーザさんに納品後、エンドユーザさんから元受の会社に対して不具合・質問・苦情の電話が一件もかかってこなかったというソフトもあるんです。  ここからが悲しい話になります。  きつかった仕事や不具合が大量に発生した仕事に関しては、エンドユーザさんはともかく元受の会社ではものすごく印象に残っていて、不具合の件だけでなく、そこの仕事は不思議と続いたりするものなのです。  うまくいって、不具合の発生しなかった仕事は、相手先の会社の印象に残らないらしく、最悪の場合はその後、仕事がもらえなかったりするのです。  下手すると簡単な内容だったと勘違いして、値切ろうとまでする始末。  作った側に言わせれば、作った者の技術能力の高さによるものなんですけど。
earthcar(アースカー)