さて、わたしにとっては、ここが一番肝心なのである。
前ページまでで、構築した環境で、「Visual Studio 2010」で作成したソリューションを開けるかなのだ。
事情があって、ターゲットのマシンでは、「Visual Studio 2010」で作成したモジュールで運用しているのです。
それは、仕方ないのですが、その環境では、「VC++」「CLI」「C#」、混在の感興なのです。
そして、「Visual Studio 2010」では、「CLI」の「インテリセンス」(この名前を使うたびに、吹き出したくなる)が機能しないのです。
「Visual Studio 2010」で、インテリセンスを機能させるプラグインがあって(本サイトの他ページで紹介している)、それは使えるのですが、サードパーティー製のもので、いささかお高いのです。
「Visual Studio 2010」以降の、「Visual Studio」製品は、「CLI」のインテリセンスが機能するとのことなので、試してみるのだ。
最終的に、システムを構築するのは、「Visual Studio 2010」なのですが、せめてエディタだけは、インテリセンスが機能するものを使いたいということなのです。
2. 開いてみる
「Visual Studio 2010」で作成した、ソリューションを開いてみます。
「Visual Studio 2019」を起動して
「プロジェクトやソリューションを開く」
これで、「ファイルオープン」ダイアログが開きますので、
「Visual Studio 2010」で作成したソリューションを開いてみます。
バックアップをとっているので、万一壊れても元に戻せるのだ。
とはいえ、2つあるダイアログボックスとも「アップグレードなし」という選択肢があります。
とりあえず「アップグレード」なしにして
「OK」